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今の自分を形作るモノ

「#はじめてのインターネット」と聞いて、私が覚えている限りでは4、5歳からすでに触れていたと思う。
毎週末、私の祖母、祖父が住んでいる家に遊びに行っていたとき必ずパソコンをいじっていた。もちろんそれだけでなく、昔の自宅でもいじり続けていた。

ところで、昔のiMacがどのような形状だったか覚えているだろうか?

私が触れたのを覚えているのはこのiMac G3 である。(1998年発売 当時価格で178,000円)
私は当時パソコンでベネッセの児童向けキャラクター、しまじろうのゲームを遊んで楽しんでいた。遊園地に行く内容で、わたあめを作っていく作業が面白かったのを覚えている。

もう少し年月が経って、小学校1、2年の頃。
私はおもしろFLASH倉庫ネットくんという今は亡き伝説的サイトのお世話になっていた。
原初の子供向けSNS、タグふれんずキッズで暴言も吐かれたのもこの頃だった気がする。

サイトについて説明しよう。
おもしろFLASH倉庫
現在のニコニコ動画が発展する前、2ちゃんねるなどの人たちが作った様々なFLASHアニメを集めたサイト。
「ドラえもんの絵描き歌」や「吉野家コピペ」など、今見ても十分面白さが通用するはずだ。(ちなみに一瞬だけだったが、先日の「平成ネット史(仮)」で映っていた。)
ネットくん
小学校一年生〜六年生が発刊されていた際にあった、ゲームやアニメ、漫画などが読めたサイト。(みらくる!ぱんぞうの作者のサイトはぱんぞう屋ハイパーとして今も残っている。ゲームもプレイ可能。)
今は跡形もない。少しだけでも残して欲しかった。
タグふれんずキッズ
@niftyによって2005年にサービスが開始された、子供向けSNSサービス。子供向けのはずなのにペットや家具などといった課金アイテムも存在していた、子供向けにしては珍しい運営だった。現在は本当に誰もいない。逆にいたら怖い。でも気になる。

さらに年が経って小学生5年生の頃、DSi向けサービスであるうごくメモ帳にも私は大変お世話になった。これに関してはわかる人も多いのではないだろうか?

一応説明すると、株式会社はてなによって運営された、パラパラマンガ(=メモ)を自分で書いて、インターネット上で投稿できたサービスである。他人の書いたメモを見たり、保存したり、コメントを付けることもできた。(ロックの付いていないものは編集、再投稿も可能。)
これを利用して、チャット場やリレーメモ、音楽素材や文字素材など、様々な派生も出来た。
その後はてな側の運営は終了し、任天堂による運営が始まったが、残念ながら2018年4月2日、サービスを終了した。
現在としてはツイッターなどのSNSで直接出力した物を投稿する人が多い。

現在、私はツイッターやこのnoteを利用している。ツイッターのおかげで大切な人も出来た反面、別れた人も多い。人との関係を大切にしながら、これからもSNSを適度に嗜んで行きたい。

...もし、インターネットに触れていなかったり、在り方が違っていたらどうなっていただろうか。
1つ言えることは、「別の自分が今の自分として成り代わっていただろう」という事実だけである。
私は良くも悪くも、今のインターネットの使い方をしていて良かったと思っている。

そのおかげで、このnoteも書くきっかけになったからだ。

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