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「砂糖」とその正体「ショ糖」
人類最古の甘味料はハチミツといわれています。
しかし現代では「砂糖」が最も普及している甘味料です。
その主な理由としては
原料の栽培技術の向上
砂糖の主成分「ショ糖」の扱いやすい性質
以上の2つがあげられます。
この「ショ糖」、一体どのような
性質を持つのでしょうか?
目次
◇「ショ糖」の構造
◇「ショ糖」の優れた特徴とその理由
◇「ショ糖」の構造
「ショ糖」とは我々が普段使用する
「砂糖」の主成分であり、甘みの元です。
その構造は、
「ブドウ糖」「果糖」と呼ばれる2つの成分が
結合した状態です。
ブドウ糖 + 果糖 = ショ糖
![](https://assets.st-note.com/img/1654747912517-KTaWoiZJOs.png)
◇「ショ糖」の優れた特徴とその理由
上記の「ブドウ糖」と「果糖」は、
「蜂蜜」や「果物」の主成分で、
「還元糖」という糖でもあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1654747912613-2kYdDZ3CB6.png)
この「還元糖」の特徴としては、
「還元基」と呼ばれる化学反応しやすい部分を持つこと
甘味度が温度変化で変わること
つまり、非常に安定しない糖といえます。
ショ糖はこの「還元糖」である
「ブドウ糖」「果糖」の「還元基」同士が結合した構造をしています。
反応性が高い「還元基」の部分がないため、
「ブドウ糖」「果糖」などと比べ
甘味度や状態が安定しやすい性質なのです。
このことが現在、「砂糖」が甘味料として
一番利用されている理由です。
※bitesjapansquadの投稿 : Ironman_fe
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