子宮の病気のこと④

子宮内膜症と私の付き合いを書いていきます。
いま同じ病気を持って不安な気持ちで辿り着いてくださった方、
まずは落ち着いてくださいね。
私は今、普通っぽく暮らしています。

---

■2019年　4月2日
ピル服用をやめ、半年ぶりに病院へ。
2.6cmだった卵巣が4cmとなっている。
(つまり悪化)
私は今ひとつピルを毎日定時に服用する自信が持てず、保留、経過観察、としました。

が！！！！！！！

不安だよー！
病気が大きくなっていく経過を観察するのは！！！！
うわーん！！！！！！！！！！！！！

となって、でもピルを飲む自信もなく。

なぜか思い立ち、直近の漢方薬局に行きました。(友人が漢方薬で体調が良好となった話を聞いてたからかな。)

---

■2019年　4月8日
(婦人科で検診した6日後)

漢方薬局へ。お優しそうな女医さん。
1時間弱をかけて、事細かな問診。

・生理の様子はいかがですか
→『子宮の病気のこと②』
　『子宮の病気のこと③』の内容をお話しする。

・子宮内膜症が発覚する前、忙しかったり大変なことがあったりしましたか？
→2011年異常なしの時から、2014年病気発覚時まで(それ以後もですが)たくさんの舞台作品に携わり、なかなか忙しく心労も大きかったです。

・心の状態はいかがですか。
→自分ではよくわからず。色々と問いを重ねていただき、答えていくうちに、
「ご気性が激しくていらっしゃるのですね」
というご判断となりました。こんなに丁寧に、
「おめーは感情の乱高下が激しすぎんだよ！」
と言われたのは初めてです。

先生のお話では……(漢方医学的には)
心労が重なると「気」の巡りが悪くなる、
「気」の巡りが悪くなると「血」の巡りも悪くなる、そして血液が子宮外に溜まる……
と考えるとのことでした。へー！
特に私は「ご気性が激しくていらっしゃる」から、「気」が滞ることの弊害が強く現れたのかも、のような。お話。へー！！
「ご気性が激しくていらっしゃる」か否か、漢方医学的には結構重要な判断なんですね……。

冷えをとり(体の中から温め)、
気と血の循環を良くする配合にします、とのこと。
その場で一包飲んでみる。
「飲めますか？(不味すぎませんか？)」
の確認があった。飲めます。

また、ピルのように「定時に飲まねば不正出血する！」ということもないそうです。飲み忘れたらそこで飲んでいいですよ、と。

価格。まあまあ高い。
ピルより全然高い……！！！！
ピルとは別の意味で続けられるか不安。があったけど、とりあえず始めてみることに。
一日分、800円です。(その後、高価で続けられないかもと訴えると、量の調節で価格を抑えていただいたりしました)

いったんここまで。
つづく。

---

余談、2011年〜2014年まで携わった舞台作品

・いのうえひでのり演出『ロッキーホラーショー』
・雪之丞一座～参上公演ロック☆オペラ
『サイケデリック・ペイン』
・劇団☆新感線2012年越冬興行
『ZIPANG PUNK～五右衛門ロックⅢ』
・ミュージカル『黒執事』-千の魂と堕ちた死神
・河原雅彦演出『THE ALUCARD SHOW』
・“いのうえシェイクスピア”『鉈切り丸』
・交響劇『船に乗れ！』
・いのうえ歌舞伎『蒼の乱』
・大人の新感線『ラストフラワーズ』

がんばったなぁ。
偉すぎる。