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中学生で恋愛してた人たち、受験勉強なんか馬鹿らしくてやってられないよね【当然】

大学生になり、恋愛を経験してみて思うことだが、中学生の頃からこれをしていた人たちは、そりゃあ勉強なんて馬鹿らしくてやってられなかったのだろう。

勉強はじわじわと大きくなる長期的な快楽である。そう簡単に成績は伸びないのが普通であり、苦しむことも多い。良い成績をとったら多少は気持ちよくなれるだろうが、普通の頭脳レベルの中学生が勉強して得られる快楽は小さいといえる。良い大学に入り良い就職ができるなど、人生トータルでの快楽は大きいかもしれないが、短期的には小さい。

一方で恋愛は短期的に得られる快楽である。しかも、いい感じになる→告白→付き合う→キス→セックスなど段階があり、快楽を感じるチャックポイントが多い。そして恋愛は人間の根源的な欲求である以上、誰でもできるため、参加ハードルは勉強で良い成果を出すよりも低いといえる(中学生時点の私にとっては恋愛のほうが圧倒的にハードルが高かったが)。

こう考えると、中学生の頃に恋愛を覚えてしまった人にとって、高校受験の勉強など馬鹿らしくてやってられなくなるのは当然だろう。当時の私は模試でよい成績をとることでドーパミンを感じており、ほとんど勉強中毒状態であったが、同世代が彼女を作って恋愛して得ていた快楽に比べたら、微々たるものだったと思う。恋愛という大きな快楽を覚えてしまうと、それよりも小さく達成困難な快楽をわざわざ得ようとは思いにくい。なかには中学時代から彼女がいて、東大に受かるような人もいるが、彼らは特殊すぎると思う。



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