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町民バス乗車記録~循環線右回り~2024.04.18


いざ出発

気が付けば30代、学生時代以来のバス乗車です。どこから乗るんだろう?どこでどのタイミングで支払いするんだろう?ドキドキワクワク、落ち着いて私と言い聞かせ、心躍る体験が始まります。

時計を見ると9時10分。2分後に町民バスがやってきました。ぷしゅ~!ドアの開く音を懐かしむ。乗客は前のドアから降ります。バスの中央にもドアはありましたが、開かないので前のドアから乗車しました。
「本当は後ろのドアから乗るんだけど今日はおまけ!」と、運転手さんにお許しをいただきました。早速間違ったようです!私の中で運転手さんは厳しい方と思い込んでいたけど、想像よりずっと優しい方でホッとしました。

■車内や町の様子

今回のバスには、1人掛けの椅子が8つ、最後列は4人掛け。内側向きの2人掛けの椅子がひとつありました。座り放題(笑)私は後ろから2番目の席に座わりました。

車内の様子

数十年振り(体感では100年振り 笑)のバスの揺れと目線の高さに感動。「あぁ鳥いる!あぁ水きれい!」なんて単純な感性で、普段の車の運転では見逃しがちな、山や川、町並みなどの景観を楽しみました。

小鎚川(後日撮影したので目線が低いです)

途中、玄関先のおばあちゃんがzozotownの箱を持ちながら、ご近所さんと井戸端会議中。違和感が面白い。娘さんか息子さんの荷物でしょうか。意外にも?翌日荷物が大槌にも届くのでありがたいですよね。

バスが進むにつれて乗客が増えました。乗客も目的地に辿りつくのか半信半疑の様子で、「〇〇に行きますか?」と確認。降車ボタンはありますが、ほとんどの人が押しません。偶然?予知?停車するため、乗客が下車したいバス停で降りられるミラクル連発?通常は降りる人がいないと停まらないため、ボタンを押すことをオススメします。

驚いたことがありました。大ヶ口トンネルから小鎚に抜けた先で、バスがバス停のない場所で停まり乗車する光景です。見えないバス停があるのか、町内バスの暗黙のルールなのでしょうか。どなたか教えてください!

バス停なし駅(見える人には見えるのかな)

■支払い方法

もちろん現金のみです。下車する際に200円支払いました。小銭のない人は、運転手さんが5000円まで両替してくれるそうです。(本当は10000円もできるらしいですが、正直困るので5000円としましょうとのことです。笑)

支払い場所

■最後に

車社会の中での非日常的なバス旅を楽しみました。そういえば、バスを待ち合わせる人々は会話を交わしているように見えましたが、降りる際に挨拶はなかったような。バス停がちょっとしたコミュニティの場所だったのでしょうか!すてきですね。

私のバス旅は続きます…!


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