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『ウルトラマンブレーザー』第19話「光と炎」

 今回の内容は、ネタバレをせずに解説するのは困難と判断しました。しかし極力、隠せるトコは隠しております(笑)
 しかしながら、この記事は19話未視聴の方、ネタバレが嫌な方にはオススメ致しかねます。
 申し訳ありません、予めご了承下さい。


  “ 湘南 PAN CAKE “ のテラス席…。
 寒そうに佇むゲント隊長のもとへ現れたエミ隊員は…

「ニシザキさんに会って来ました」

 と告げ、その内容を語ります。

 ニシザキ博士曰く、3年前…。
 あらゆる分野の科学者が、岐阜山中の研究施設に集められた。
 宇宙装備研究所・第66実験施設は、アメリカから運び込まれた巨大な装置の残骸を復元するための施設だった。
 それは、地球と銀河の果てを繋ぐ空間領域=ワームホールを発生させるシステムだと語るニシザキ博士。
 あの日、遂に復元を完了し、装置を起動させた直後、制御不能となったワームホールは周囲の科学者達を呑み込み始めた…。
 アオベ・エミの父親は、計画の責任者で、爆心地の直ぐそばにいた。
 わたしのような外部の科学者は、モニター室で観察していたため難を逃れた。
 実験の前日、彼はこれを私に預けた。
 もしもの時は娘にと言っていた…だが君を災いに巻き込むような気がして…すまない。

 と、告げ、ハンカチに包まれたロケットペンダントをエミ隊員に渡します。

 ロケットペンダントの中には、エミ隊員の幼少期(赤ちゃんの頃)の写真。蓋裏には “ Emi 1999.10.12 “ と彫られています。

 しかし、その日付は、昭和の天才物理学者 石堂泰之介(イシドウ・ヤスノスケ)の生誕記念日だっだ。

 娘の誕生日よりも尊敬する学者の誕生日をロケットに記した父親。
 石堂泰之介とはいったい…。

 テルアキ副隊長の報告によると…、
 ゲバルガ襲撃時、ネットワーク汚染の拠点にした通信施設を中心にイルーゴが放射状に複数大現出…、イルーゴガスで大気を汚染、その内、数体は既にゲバルガ球体への変化が始まっているという。

テルアキ副隊長の渋いリポート

 そして、イルーゴがゲバルガの幼体であることはほぼ確実だと言う。

 セカンドウェイブは終わっていなかった…のだ。
 つまり、これもV99案件…ということ。
 しかし、他の宇宙怪獣と区分するその理由とはいったい何なのか?

「セカンドウェイブは終わっていなかったんです」

「そろそろ白黒つけなきゃ…ですね」

 エミ隊員の言葉にゲント隊長は告げます。

「多少の無茶は許す…謎を解いて最高の誕生日にしろ」

 そう…この日、10月11日はアオベ・エミ隊員の誕生日(弥栄と同じ✨✨)です。

 そして、ハルノ レツ参謀長が現れ SKaRD スカードの存在意義が問われるのでした。

地球防衛軍日本支部 司令部参謀長
ハルノ レツ

 参謀長は、先日のイルーゴ戦に於ける待機命令の無視が上層部で問題視されており、現在、SKaRD スカードは存続の危機だという。

「結局最後はいつもブレーザー頼みだ…お前達があたふたしている間に、何を考えているか判らない宇宙人が現れ怪獣を倒し去っていく…その繰り返しだ」

 これにテルアキ副隊長は異議を唱える。

「お言葉ですが…、確かに我々は力不足かも知れません、ですが、ブレーザーとはこれまでずっと共に戦って来ました…助け合い、時には励まし合って…」

 アンリ隊員が続きます。

「副隊長の言う通りです…彼は自分の意思で私たちを助けてくれています」

 さらにヤスノブ隊員が続きます。

「僕もそう思います、ブレーザーは仲間です」

ゲント隊長の目に光るものが…

 彼らの言葉に、思わず目頭が熱くなるゲント隊長…そしてその思いを感じ取ったかのように発熱するブレーザーストーン…

赤く輝くブレーザーストーン

 この件は激アツ展開でした。

 しかしSKaRD スカードは、今後の処遇が決まるまで、一切の活動及び出撃は禁止されてしまいます。

 そして遂に宇宙汚染超獣 ブルートゲバルガが現出します。


 で、なんやかんや(笑)あります✨✨
 これも激アツ展開なので是非、観てみて下さい。

 エミ隊員は、廃墟同然の第66実験施設で謎の現象と遭遇…次元の扉が開き……そしてそれはブレーザーの新しい力へと昇華します。

炎竜怪獣ファードラン

 ファードランの圧倒的な強さは、まるでイルーゴ、ゲバルガの宿敵であるかのようでした。

ファードランと共に雄叫びを上げる
ブレーザーさん


 インナースペースのゲント隊長の右掌にはファードランストーンが現れます。

ファードランストーン

 もうここからはブレーザーさん圧巻の格好良さです。

カッコいい✨✨

 いつにも増して雄叫びも多めです♪
 楽しんで観て下さい☺️

 そして、このシーン…。
 喋りませんよ語りませんよ(笑)
 是非その目で観て感じて下さい。

(><)
ありがとう…(T ^ T)


 ロケットの中から貸金庫の鍵が見つかり、そこにはエミ隊員の父親の日誌が…

アオベ博士の日誌

 9月8日
 明日は遂に人類初のワームホール発生実験である。これによって 1999年にやってきた地球外生命体、すなわち V99の目的が判明することを祈っている。
 彼らが残した装置の復元に携わった我々研究チームは、その科学力が地球人と比べものにならない事は知り尽くしている。
 もし再び彼らがやってきたら、私は彼らと対話をしてみたい。彼らの文化、彼ら自身の事を私は知りたい。
 明日の実験が人類にとって大きな一歩となることを信じている。

 しかし…
 ここで土橋長官が現れ、これも地球の平和を守るためだ と捨て台詞を残し日誌は奪われて…。

 さて、次回は第20話「虫の音の夜」です。SKaRD スカードに下された驚きの命令とは…。


 最後まで読んで頂きありがとうございました。また次回、お会いしましょう✨✨

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