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エッセイ

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2024年9月の記事一覧

土曜の昼下がりに思ったこと

僕は以前Webライターをしていた。
その関係でXの繋がりはライターが依然多い。
Xを見ると毎日朝活だ、夜活だ、何記事納めた、読書に勉強会。
みんなすごいね。

僕は普段テレビを見ない。
映画もほとんど見ない。
日常のヒマな時間はほぼ読書ないし、何かしらの活字を追っている。
そんな僕がたまたま点けたテレビ。
土曜の昼下がりということもあるだろうが、まぁ平和な時間が流れていた。
どうでもいいタレントの

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痛みははじめのうちだけ

痛みははじめのうちだけ

寒くて目が覚めた。
いつもの習慣でスマホを見る。
現在の気温11℃。寒いはずだ。
思わずスクショを撮りXにポスト。
執筆現在で20イイね付いている。
コメントもいくつか付いた。
僕としては異例のことだ。

今朝の11℃はたしかに寒く感じた。
けれどこれが3~4日も経つと普通になり、一か月も経つとこの気温が最高気温になったりする。
つまり11℃が暖かく感じるようになる。

これが慣れである。

昔ロ

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noteを書いていると…

noteを書いていると…

最近noteを毎日書いている。
毎日と言っても1週間と経っていないのだが。

でもその1週間に満たない日々の中で確実に変化が訪れた。
それは

一日に意味を求めるようになったこと。

漫然と過ぎた一日の中でも妻との会話で感じた事、珈琲の味に意味を探るようになった。

妻は何に苛立っている?どうすれば笑顔が増える?今日の珈琲は何故苦く感じた?と。

僕は昨年から日記も付けている。
その日記には事実だ

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伝わらないと意味がない

伝わらないと意味がない

今日、タイミーで某ホテルの茶碗洗いに行ってきた。
そこの職員が不愛想で聞かなきゃ教えてくれないし、例えば食器をしまう場所を聞いても「そこ」としか言わない。

そこってどこやねん!!(怒)

たしかに「そこ」と答えてはいる。

でもそこのどこか分からない。

つまり「あなたは分かっているけど、相手には伝わっていない」現象が起きている。

これ、よくある話だよね。

晩ごはんの席に着いて、「美味しい?

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記憶する

唐突だが、僕は長渕剛が好きだ。
好きすぎてファンというより信者だ。
これは妻にもよく言われる。

その長渕剛の最新アルバム「BLOOD」これが実に良い。
久しぶりに「アニキ節」が炸裂している。
当然、毎日のように車で聞いている。

ンが( ꒪⌓꒪)ンガッ
何一つ歌詞を覚えてない。

このフレーズいいなと思っても、それこそ流れて行ってしまう。

僕が長渕剛に出会ったのはCDの出始め。レコードと両方

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買うor買わない

買うor買わない

衝動買いが止まらない。

僕の子供時代は、家が貧しかったこともあり、あまり物を買ってもらった記憶がない。
買ってもらうどころか、親からは欲しい物があっても「欲しい」と口に出させない雰囲気を感じていた。

そのせいか、社会人になりある程度お金を手にすると欲しい物を次から次へと買うようになった。
病気になり収入が激減してもその癖が治らず妻を困らせている。
最近もすでにパソコン用の机があるのに「この机は

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放置と責任感

放置と責任感

妻と車で一時間かけて北海道の田舎にある無料温泉に行ってきた。

無料と言っても村営で、施設は古いが綺麗に保たれている。

それより感じたのが、利用者のマナーだ。

そこを利用する人のマナーがじつに素晴らしい。

髪を染めないでください。湯船にタオルを入れないでください。

なんてことは一切書いていない。

にも関わらず髪染めはおろか、皆体を洗ってから湯船に入り(男湯では体を洗わずに入る人が多い)さ

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行き着く所は【人】

行き着く所は【人】

成果をあげる、品物を納める。
対価を受け取る。

仕事を極限までシンプルに表すとこうなる。

その中で極力労力を少なく、対価は大きく。
そう考えるのは極自然な事だ。
僕も楽で給料のいい仕事はないかとついキョロキョロしてしまう。

しかし、表題だ。
例えばWebライターの仕事で、単価はいいが、チャットのやり取りが冷たく素っ気ない。
!マークのひとつもない。
そんなクライアントに貢献したいと思うだろう

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