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新卒1年目で鬱になった話

noteを更新するのは3年ぶりです。やっぱり文章が書きたくて再開してみました。
再開すると決めたもののなにを書くか全く思い浮かばず。noteを書いていない間にあった出来事について書いてみようかなと思います。

新卒1年目で鬱になった話

私は社会人になって2年目になります。音大を卒業して、日本音楽療法学会認定音楽療法士になりました。昨年新卒で発達障害児の事業所(いわゆる児童発達支援・放課後等デイサービス)に児童指導員兼音楽療法士として入社しました。

勤務形態としてはシフト制。時間は固定ですが休みはバラバラです。2連休は月に1回あるかないか。業務内容としては子どもたちの療育に加えて、社員なので事務作業がちらほら。

はじめて落ち込んだ6月

4月、5月のうちは任される仕事もまだ少なく、子どもたちの名前と顔を一致させることや特性を理解することに必死でした。それでも毎日がとても楽しいものでした。
6月に入り突然音楽療法を任されました。それも私がやったことのない類のもの。職場にはもう1人音楽療法士がいましたが、役職上音楽療法に時間を割けず、ほぼ私1人でした。

セッション前日、その方から私の未熟なところや音楽療法士として足りないところを指摘するとてつもなく長い文章のLINEが届きました。

それもそのはず。まだ入社したばかりの私は、社会人として必要な「報告・連絡・相談」の重要性もわからず、何を準備する必要があるのか、1番にすべきことはなんなのか、本当に何もわからないまま時間だけがすぎていきなんとなくの準備しかできていませんでした。


自分には合わなかった勤務形態

月日が経つにつれ、通常の療育、事務作業、音楽療法、と仕事量が増えていきいっぱいいっぱいになってしまいました。そしてなにより、勤務形態がわたしには合わないなと感じるようになりました。

時間が固定とはいえシフト制で、連休がほぼない。1日の休みでは休んだ気がしませんでした。

思えば6月あたりから、やる気のない日々、泣きたくなる日々、夜に泣いてしまう日々が増えていました。

怒涛の夏休み期間

そして八月、子どもたちの夏休み期間。職員配置上、休憩を回すことができないので休憩なしで1時間早上がりの勤務形態になりました。早く帰れるのはいいのですが、、、。
通常なら午前に来る子ども、午後に来る子ども、と時間が分かれているのですが夏休みはみーんな一緒。職員の数は変わりません。
事故の無いよう子どもたちの療育をすべく、いつにも増して無意識ですが神経をすり減らしていたのです。

ついに鬱になった9月

そして夏休みが明けた9月。わたしは一人暮らしなのですが、家事もできない、お風呂も入れない、涙も出ない、ベッドから動けない、体が痛い。そんな日々が増えていきました。
3日間お風呂に入れないなんてことも。でも仕事は頑張って行っていました(臭いなんていわないで)

さすがにこのままじゃいけない、このままじゃ仕事が続けられない、と思い泣きながら精神科の予約をとりました。

はじめのカウンセリングでは大号泣しながら現状を話して。

わたしは昔から落ち込みやすいタイプだったのですが、やる気があるときはあるタイプだったのです。落ち込んでいる時、やる気がある時のギャップが辛いと感じる時もありました。そんな話もしたら、診断は双極性障害(II型)でした。

そして診断を受けた次の日、泣きながら、診断を受けたこと、少しだけお休みが欲しいことを職場の1番偉い先生にお話しました。

結局1週間だけお休みをもらって、なんとか力を振り絞って復帰しました。鬱なのによく1週間で復帰したなあと思います。笑

復帰直後はなかなか辛い日も多く、はじめからフルでは戻れず、工夫して勤務を続けていました。

そんなこんなで時々鬱っぽくなりつつも勤務形態には慣れ、今でも社員は続けています。
でも来年度からは思い切って社員を辞め、フリーランスで音楽療法士をしようかなと思っています。


対人援助の仕事を続けていく以上、自分が健康であることが1番だと思います。わたしはこの仕事がとても好きなのでこれからもうまく双極性障害と付き合っていきたいなと思います。


少し長くなりましたが読んでくださりありがとうございます。次は何をかこうかな。


では。





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