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私はInstagramで
貧しいとされる世界の人々を支援する団体を
フォローしている。

タイでストリートチルドレンを見た記事を
アップしてすぐ、
その団体のある投稿が上がってきた。

それによると、

「キリがないから
中途半端に人助けなんてやめろ。」
という言葉が時々送られてくるそうだ。

「社会を変える力なんてないのだから、
お前たちのやっていることは
自己満足で価値なんてないんだ。」
という言葉も届いたことがあるそう。


そうか。
「キリがないからしないほうがいい。」
という考え方もあるのか。
そうか。


キリがない⇒やっても意味がない
⇒しないほうがいい

そんな考え方もあるよね。

これは支援にかかわらず、
普段の生活を含めた人生全体にも
言えることかも。(大袈裟かな)

上記のような言葉を口にする人は
普段の生活もそんな考え方のもとで
送っているのだろうか。

世の中にはキリがないことなんて
山ほどあるけど、
それらはしないほうがいいのか?
中途半端なことはやってはいけないのか?
どうなれば中途半端でなくなるのか?
屁理屈みたいだけど。

あと
その人がそんな考えを持つのは自由だけど
それを実際に活動している人に
言葉として送るのは
どんな感情で、どんな目的があるのか。

本当に心の底から
「活動をやめさせたい!やめさせなければ!」と思っているのだろうか。


タイで路上生活をする子たちを見てから
自分が稼いでるお金は、
何のためのお金なのかを考えた。

自分や家族が幸せになるため…は
当然に一番だけど、
もし、そのほんの一部が誰かの役に立つなら。
自分のための無駄遣いを
誰かへの支援に変えられるなら…と。
(税金だって誰かへの支援になるはずなのに
心地よく感じられないのが不思議。
強制されるものだから?)


「本当は小さな子たちが
ホームレスにならない社会、
過酷な労働をしなくていい社会を実現したい…
力不足…でも、
それができないなら支援をしない方がいい
なんて思わない。」

「やってない人が言う
『やらない方が良い』は、
助けを求めている人々や
助けを受けることができていない
子どもたちを苦しめることになる。」

という文章がとても心に刺さり、
娘と同じ歳くらいの現地の男の子の写真に
泣いてしまった。


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