【書籍レビュー】新卒1年目、働く目的を考える
目まぐるしく移りゆく、この社会には様々な働き方がある。
会社員
フリーランス
起業家や経営者
カフェで作業をしていれば、隣から「金持ち父さん貧乏父さん」の『ESBI』についての営業トークが聞こえてくるほど、世の中には『よりよく自分にあった働き方』について求めている人が多いようだ。
もちろん、僕自身も自分に合った、求めている働き方ができれば、それほど幸せなこともないと感じる。
今回は、19卒で某派遣会社に、正社員として入社した僕が、岩田松雄著「ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由」を読んで考えたことを、紹介レビューしていく。
大事なのは働く目的
「ミッション」では、特に働き方については語られておらず、もっと本質である、『働く目的』について、著者である岩田氏がスターバックスジャパン、ザ・ボディショップでCEOをしたことを通じた経験が語られている。
『ミッション』つまり経営理念の重要性を考えさせられた。
自分の話になるが、僕は今派遣会社の正社員として、ソフトバンクの商材の販売促進として、販売接客をしている。つまり僕は2つの会社のミッションを持ちながら、働いているのだ。
ソフトバンクの経営理念は「情報革命で人々を幸せに」、スマホやその他のサービスを使って、人々の情報に革命を起こし、幸せな未来を作るという意味だと、僕は解釈している。
働く目的を考える。これは、社会人1年目の新卒リーマンでありながら、自分で事業をする、僕には、とても大きな思考を産んでくれた。
僕が働く理由、僕の人生のミッションって、何だろう?考えれば考えるほど、目的なんてないんじゃないか?と思ってしまう。
しかし、考えることを辞めてしまっては、終わりだと思うので、続けて思考する。
新卒の同期こそ働く目的を持って欲しい
会社員は、会社のミッションをかかげて、業務に取り組みますが、自分自身のミッションを持つ事こそが、今後、どんな働き方・生き方をする人にも重要だと感じる。
なぜ、あなたがその仕事をするのか?
あなたは、何をその仕事に載せられるか
それを考え、深められる人は、きっとどこで働いても、何をしていても通用するし、面白い人生だと思う。
就職活動を始めたあなたへ
この本は、今働いている人だけではなく、今就職活動をしている、人にも読んでほしい内容になっている。
・こんな活動がしたい
・あの会社で働きたい
・別に内定でればそれでいい
様々な思いがあって、内定が出ない…お祈りメールがまた来た…など悩みながら、四苦八苦葛藤を続けている人も多いと思う。
僕は就職活動に置ける、面接で一番軽く発せられる言葉が、その企業の「企業理念」だと感じる。「御社の企業理念である〇〇に大変共感して…」と言う就活上での常套句が浮かぶ。
もし、今あなたがドキッとしたなら、その感覚に忠実に、働く目的や意味について考えて、会社を探してほしい。その行動が絶対に身を結ぶとは言えないが、必ず一歩前には進めるだろう。
「ミッション」はそれほどに、働く目的を教えてくれる1冊になっている。
会社員として働く人も、フリーランス/経営者として働き方について訴える人も、はたまたこれから社会に飛び出す学生も、「働き方」ではなく「働く目的」に焦点をあてるきっかけになると思う。
-fin-
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