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X-H2 ACROS+R 撮って出しで撮る、夜の京都。 |FUJIFILM X-H2 AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S

FUJIFILMのカメラというのは、撮って出しで性能を発揮すると思うんです。

特に「ACROS」。このフィルターはとんでもないくらい綺麗な写真が撮影できます。これらが撮って出しで撮れるのは夢でしかないでしょう。

今回はの記事では、夜の嵐山へと足を伸ばして行った撮影を、撮って出しの写真を作例として執筆しますので最後まで是非ご覧ください。


使用機材

使用カメラ : FUJIFILM X-H2
使用レンズ : AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
使用マウントアダプター:K&F Concept KF-NFX2



設定一覧

今回の撮影で使用した設定を掲載してみます。
柔らかな描写が出来るので、是非使用してみてください!

フィルムシュミレーション:ACROS + R
グレイン・エフェクト: 強度・強 粒度・大
ダイナミックレンジ:DR400
トーンカーブ:ハイライト+0.5 シャドウ+1.5
シャープネス:-4
高感度ノイズ低減:-4
明瞭度:-5


作例


ここからの作例は、全て撮って出しです。
FUJIFILMのモノクロを楽しんでくださいね。

道端に咲いていた花


最近、筆者は夜に花を撮るのがマイブームです。
夜の時間は成長をしながら眠りにつく、誰にも見つからないような時間だと思うんです。花はいつ撮っても美しいけれど、誰も撮らないような瞬間を撮るためにはもっと花の知らない瞬間を知り、その瞬間を撮影してみなければならない、と思うのです。


傘が開かれたまま重なっている


X-H2の持つ手ぶれ補正を活かして、少し露光をしています。
傘が開かれたままなのはなぜなのか、全く意図はわかりません。
これこそスナップの醍醐味とも言えますね。

嵯峨嵐山駅


夜遅くに行ったので、日中は賑わいを見せている嵯峨嵐山駅もとても閑散としています。この閑散としている瞬間が撮れるのが夜の良さというか、自分一人で夜と向き合えているなと感じます。


中村屋のコロッケ…。美味しいですよ。


街角をスナップしてみても雰囲気がいい。このプリセットは夜に映えますね。
ちなみに写真比率は5:4に設定しており、インパクトがより強まる作品に出来ているかと思います。

明かりがあると写真の雰囲気も変わりますね。


矢印が光っていたのでしゃがんで一枚。ディティールの柔らかさがより目立ってきますね、またこのレンズのボケ方もとても柔らかいです。この通りも夜になると地元の人たちが歩いていて、観光客による賑やかさとは一転して、とても静かです。改めて来るとこんなに静かだったのか、と感じます。


タバコを持っているのがまたいい。

踏切は明るくなっていますね。嵐電嵐山駅〜嵐電嵯峨駅の間にある小さな踏切です。光が柔らかく分散していい一枚になったかなと思います。

ここからは言葉を書かずに写真を並べてみます。


渡月橋の奥に止まっている船。



夜の神社。こんなところに神社なんてあったっけと思いながら撮影。



グラデーションが美しい…。



夜の嵐山公園。本を読む人もいます。



紫陽花が咲いている。



駐車場の灯に照らされていた紫陽花。



嵐電の嵐山駅。人が一人だけ乗車している。



最後に。夜の嵐山の通り。



まとめ

FUJIFILMのカメラが生み出す写真は、もしかしたら現像要らずなのかもしれません。
「現像しなければいけない」という先入観に囚われている私たちは、普段から現像後をイメージして撮影することが多いと思います。でも、FUJIFILMのカメラを持っている人には是非一度撮って出しで撮影する楽しさを知ってほしいなと思います。
是非この記事を糧にして、あなた自身の新しい表現を見つけてみてください。



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