おもしろいと思うものに出会えるというのは、それをおもしろい（少なくともつまらなくはない）と思って世に生み出している魂の同胞がこの世にいる／いたということだから嬉しい

歌というものに「歌詞の世界観を解釈する」という行為から入ったので、「曲自体はとても良いしメロディラインやリズムと言葉の音とのはまり方も良い、けど歌詞の意味内容と価値観や解釈が合わない」というタイプの歌を素直に楽しく聴く方法がわからない。

偽善だろうと何だろうと、為された行いだけが意味をもつ。何かをすることとしないこと、そのどちらにも責任は生じる。

いつもと違う門から入ったら、満開の白木蓮に行き逢った。下に赤い郵便ポストがあって、白い萼片がはらはら零れかかっていた。
写真に撮りたかったが、空の塩梅や生えている場所の具合で、たぶん目で見たほどの鮮烈さは残せないから、ここに書いておく。

いわゆる勤め人の生活は、ものを考えるにはあまりにも時間的・体力的・精神的余裕が足りなくて、何かを削りながら人間であろうとするか、生をすり減らしながら生活をこなしていくかになってしまうようなイメージがある。一方で、たしかな労働で自分を養っていく堅実さに憧れもする。

この歳になっても、ただ純粋に自分たちの楽しみのために一緒に観覧車に乗る友人たちがいるのは、とても幸いなことだなあと思う。星空か海の底を見下ろしているみたいで、綺麗でした。

これは比喩ですが、ごく短いダッシュと長期間の休憩をくりかえすんじゃなく、常にジョギングできるようになりたい（走りつづける実際的な体力が必要）