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あらふぉー独身女、介護について考える。

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あらふぉー独身女 介護について考える

はじめまして、OTOです。 都内に暮らすアラフォー独身女。 7年付き合う彼氏あり。 4人家族の長女。 両親は電車で小1時間の距離で暮らし その近くには弟家族。 両親はすでに隠居組。 孫もよく遊びにきてくれていて ほどほどの距離間で楽しんでいる。 私はたまーに顔を出す程度で 母とは割とこまめにLINEをして生存確認をしている。 こんな生活がいつまで続くのかなんて考えたこともなかったし まぁなるようになるよね。なんて思っていた私が とあることをきっかけに介護について考えるよ

    • あらふぉー独身女 介護について考える2

      父が倒れたのが水曜日。それは月に一回の部会の日。 早朝に会議資料をつくり、同僚に託した日から3日、会社を丸っと休んでいる。 土日を挟んで、これからどうしたものか。 いつ何が起きて、病院に行かねばならなくなるのかもわからないから、実家を離れることもできない。 それと、救命病棟ってもはや最強の環境に身を置いている父よりも心配なのが母(71)。 箱入り娘ならぬ、箱入りオババだ。 両親は長いこと自営業だったため、店と自宅という狭いコミュニティーの中で生きたため いわゆる世の中のこ

      • 父 1回目の手術

        緊急搬送・入院3日目にして最初の手術。 今、身体の中に入っているペースメーカーを抜き出すこと、それを抜去というらしいが、抜去術が行われる。 とにかく血中の細菌が滞留しないように身体の中の異物を取り除くことが目的。 手術前に説明を聞くが、やるもリスク。やらぬもリスクだが、やらない方のリスクがでかい。 というか、やらない選択肢はないよね。という手術。 父はもともとペースメーカーがはいっていて、 5年くらい前に手術をしている。 その時も大騒ぎだったのだが、心臓をあけてみると臓器

        • 父の病気について知る

          緊急時に救急隊員の方がどこかに連絡をしていたときに言われたひと言。 ご家族は病気のことを知りません 衝撃だがぐうの音も出ない。 そうだ、少なくとも子供たちはマジで病気のことを知らない。 【入院2日目】 とりあえず父の通院記録や検査結果など 自宅にある書類をひっくりかえして目を通した ・洞不全症候群 ペースメーカー使用 ・膠原病 ・最近は歯科に通い部分入れ歯を作っていた この膠原病というのが非常に厄介。 ※ここからは病気のことを色々書いていくが 素人調べの話なので、

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        あらふぉー独身女 介護について考える

          父 緊急搬送される

          父と付き添いの母を乗せた救急車。 私は弟が運転する車に乗り込み、救急車の後ろをついて行くことに。 が、救急車が動き出さない。 搬送先が決まらないらしい。 救急車の中の母から、家にある父さんの病気の資料が入ってるバック持ってきて、と連絡があり それを取りに帰ってもなお、搬送先が決まらない。 20分近く経過しただろうか。 やっと車が動き出し、搬送先の病院へ。 (後で聞いたが、わりと早い方だとか。受け入れ拒否、なんてニュースも聞くけど、世の中はもっと大変らしい。) 救急車の出

          父 緊急搬送される

          その時は突然にやってくる

          介護について考えながら涙した翌朝 スマホが鳴った。 この日は朝から会議資料をまとめようと 6時に目覚ましをかけていたが、まだ早い。 よく見ると、母(71)からの着信。 この時、朝4時半。 普段なら気が付かないこともあるがこの日はパッと目が覚めた。 父の具合がおかしいから始発で帰ってきてもらえないか。 布団から起き上がれないんだ、と。 聞けば夜中の2時ごろ目が覚めて、寒いって、手足が冷たい。 トイレに行くのも力が入らず立ち上がれず。 母が手伝っても起き上がれない。 いつ

          その時は突然にやってくる

          老いるということについて考えはじめる

          40も過ぎて、自分が歳をとったなぁと思うシーンがたくさんある。 見た目の変わってくる感じはもちろんだけど、昔に比べて無理が効かなくなったなーとか、体力面ももちろん。 お酒もほとんど飲まなくなったし、ライフスタイルも年と共に変わる。 ま、そんなもんですよね。 数ヶ月前、祖父の法要のため両親と私の3人で 車で出かけた時のこと。 私も両親に会うのも、遠出するのもだいぶ久々。 運転は父(72)の運転で、車の運転は得意な父も 背中もまがってきて、歩くことがだいぶ苦手に。 持病もあり、

          老いるということについて考えはじめる