子育て相談に行ってきた話【シンママの憂鬱日記】
孤独なシングルマザーは人を頼ることを覚えた。
こんにちは。
音です。
幼稚園に通う男の子のシングルマザーをしています。
ついこの前、息子の発達相談に行ってきました。
きっかけは幼稚園からの息子に対する評価。「自由人」「マイペース」あまり集団行動が得意じゃなさそうで、かつ私に対して攻撃的。
それ以外にも色々なことが重なって、何か起こるよりも先に相談してしまおう!と行ってきたのだ。
結論からお伝えすると、ただただ褒められて帰ってきた。
手先が器用、感情を相手に言葉にして伝えることが上手、遊びの意図を理解している。
あれれ?これは私が考えすぎなだけってことか!
そうなって普通に帰ってきた訳だけど。
その後、まあこんな感じ↓で息子が荒ぶって私はどうしようもなくなってしまった。
で、発達相談センターで教えてもらった「子育て支援」の施設に震える手で電話をかけた。
「ごめんなさい。私はもうどうしたらいいか分からなくなってしまいました。助けてください。このままだと私は息子に手をあげてしまう。」
自宅訪問できると言われたけれど、少しでも外に出たくて施設まで行ってきた。
相談員さんは2人。
受付で「先日お電話した者ですが」と声をかけると、その人は電話を取ってくれた人だった。
「がんばったね。待っていたよ。」
そう優しく言われて、なんだか無償に泣きたくなった。
それから1時間、みっちり話を聞いてもらって、なんだか母としての私をたくさん褒めてもらった。
「お母さん、よく頑張ってるよ。辛くなったらいつでも来ていいからね。相談に来てくれてありがとう」
帰り道、私はいつもより前を向いて歩けた気がして、また泣きそうになった。
シングルマザーで大変なことを聞かれると、私はあまり思い浮かばないと答える。
子育てなんてみんな大変で、大人が2人いようが3人いようが大変なことに変わりない。
でも、孤独だ。
しかも、私は在宅で働くフリーライター。MTGなんてほとんどないし、誰かと会話する機会もない。
私は自らを孤独という檻の中に押し込んで、膝を抱えていたのだ。
ほんの少し、勇気を出せば、私の話を聞いてくれる人がいることを知った。
毎日戦っているお母さん、お父さんに私は言いたい。
「がんばってるね」
「だから、少し、人にその大変さを語ってみてもいいんじゃない」
今の世の中はなんだかみんなピリピリしていて、ああいえばこういうみたいな流れになっている気がするけど
そんな尖っている必要もないんだから。
自分も大変。相手も大変。
でもほんの少し心にゆとりがあるとき、泣いている人に手を差し伸べられる人間でありたい。
ではまたお会いしましょう。
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