相手は何を望んでいるのか?
学生指導や後輩育成……
実はそこに
学生さんや後輩君が何を望んでいるのかが
入っていない事が多いですね。
僕自身もついついやってしまったことに……
・スーパーバイザーが伝えたいから伝える
・スーパーバイザーが必要だと思ったから伝える
・スーパーバイザーの療法士像に合わせたいから伝える
この三つの視点があります。
どれも見ても、
結局はスーパーバイザーがしたいことをしているだけで、
学生さんや後輩君が期待している事と
ズレていることがほとんどでした。
確かに、
臨床実習要項にある評価項目に沿って指導しなければなりませんし、
病院施設にある職員基準にあわせて成長してもらわなければなりません。
そこについては理解してもらえるとは思いますが、
その枠から外れた部分で伝えた内容って、
本当にその方の為になっていたことなのか……
自己満足に陥っていたのかもしれません。
ですが、そうならないために、必ずやっておくといい事を
二つ紹介しておきましょう。
『話し始める前に、質問の内容を確認する』
『終わった後、質問の回答になっているかを確認する』
コレです。
自己満足を防げ、相手の理解度も確認できます。
僕のように、ついつい話が暴走してしまう方は
この二つをすることで相手が期待している事から
外れないフィードバックができますよ。
試してみてくださいね。
臨床共育メンター(R)齋藤 信
作業療法塾 主宰
追伸
最近、僕が暴走した記事はこちら
「臨床共育」の研究と実践の資金になります。論文化、書籍化のあかつきには、優先的に講義をしに伺います! あなたの情熱にありがとう!