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誇りを持て

僕が関わる療法士の皆さんは、
何故か自分を過小評価している。

さて……

困ったね。
いや、もったいないね。

冷静に考えてみよう。

あなた達は、まず国家資格を有している。
国家資格を持っていない人からすれば、
凄いことだ。

あなたは、そのための努力をして、
自分自身の力で勝ち取った一つの証明だ。

国家試験を誰かの力で通過した奴がいるなら、
是非名乗り出てほしい。
といっても、100%いないだろうけどね。

そのように、まず持っていない人より、
凄いことをした自覚をもってほしい。

なに?
周りを見渡せば国家資格をもった奴ばかりだ?

そりゃあそうだ。
国家資格を取ったら、その専門家達の
輪の中に入るんだから当然。

でも、誰だって1年目があることを
忘れちゃイケナイ。

と言うより、
国家資格を得てから、誰もが再び
スタートラインに立ったってこと。

逆にチャンスだと思わなきゃ。

そこから、努力すれば努力しただけ、
経験年数とともに、地力がつく。

サボってる奴なんて気にしてはいられない。

さっきあなたは先輩と自分を比較したよね。

向上心があるって証拠。

ただ、臨床経験というアドバンテージを先輩が持っていると言うだけ。

先輩が到達した地点への近道は無い。
でも、最短距離で行く方法はある。

それは失敗談を先輩から聞き出すこと。
そのうえで、最短距離で自分の能力を磨けば良い。

経験年数は永遠に追い越せなくとも、
個人の能力でなら、いくらでも追い越すチャンスがある。

だから、もっと自分自身を認めてあげようよ。
自分であることに誇りを持とうよ。

過去の自分は、あくまで過去の存在。
今、違うならそれで良いじゃない。

ついでに言っておくなら、
過去のあなたを知る人は、あなたがいくら頑張っても
過小評価しかしてくれない。

でも、成長した今のあなたしか知らない人は、
あなたを過大評価してくれる。

だから、今、関わっている人達との関係を
大切にしていこうよ。

過大評価に「いえいえそんな……」と
日本人力を発揮しなくていいから。

素直に「ありがとう」と返せたら、
その自分を認め、その姿であろうとする
「誇り」が生まれた瞬間だ。

今度は、その「誇り」に恥じない
行動をしていきたくなる。

あなたはまだまだ進化するよ。

さあ、これであなたの療法士人生は、
もっと素晴らしく、輝かしいものになる。

楽しんでいこう!

臨床共育メンター®︎齋藤 信
作業療法塾 主宰
IAIR理事
臨床共育メンター®︎提唱者
ThinkBuzan認定 トリプル インストラクター

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自分の医療を選択できる世の中にする。
医療は誰かに与えてもらうものではない。

医療に関わる一人一人が最適な医療を選ぶことができる
世界をともにつくろう。

今。私たちは大きな過渡期を迎えている。

分岐点とも言えるこの時、私が提案する道は、
医療人の心の共育。

共に人としての心を育める学びが医療にはある。

一緒の道を歩みたい方、これからもよろしくお願いいたします。

臨床共育メンター®︎提唱者 齋藤 信

「臨床共育」の研究と実践の資金になります。論文化、書籍化のあかつきには、優先的に講義をしに伺います! あなたの情熱にありがとう!