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相手を受け入れるってそういうことかも、と思った話
「相手を受け入れる」
人間関係の話をする時によく聞く言葉。
でも、正直「受け入れるってどういうこと?」って疑問に思っていました。
相手を褒めることなのか、否定しないことなのか、すべてを肯定することなのか。
シンプルな言葉だけど考えれば考えるほどよくわからない。
こんな疑問を抱えていた私ですが、今年親友との会話の中でその疑問に自分なりの答えを出せました。
「ありのままの相手を認めること」
5月、親友Lと会った時のこと。
2人でもう一人の親友Nの話をしていました。
私と親友Lは最近、あることをきっかけに親友Nのお父さんが地元の”偉い人”であることを知りました。
「高校生の時に言ってくれればよかったのに」
親友Nはそのことを話すとき少し気まずそうで、親友Lに話をしたときもなんとなく改まった感じだったようです。
そんな話をしていたときに、親友Lがふとこんなことを言いました。
「別に親友Nのお父さんが地元の偉い人だったとしても、別に親友NはNだし。それで嫌いになるとか接し方が変わるわけでもないよね」
私も同じようなことを思っています。
お父さんが偉い人だからって親友Nへの気持ちが変わるわけじゃないし、NはN。それ以上でも以下でもない。
数年前、親友Lが兄弟の病気のことを話してくれたときにも同じようなことを思いました。
Lの兄弟が病気だからって別にLはLだし。
そして、私が自分の弱さを打ち明けた時にもLとNは私に
「別にこはるはこはるじゃん。そのままでいいし、今さら何を言われたところで驚かないし(笑)」
と言いました。
困っていたら助けたいし、間違っていると思ったら指摘したい
NはNだ。LはLだ。というようにその人ごと認めることが「相手を受け入れること」だと私は思います。
でも、それは「相手の全てを肯定すること」とは違います。
私は親友の事情を知ったところで変に気を遣いたくないし、実際ほとんど気を遣っていません。
だけど、親友がその事情で悩んでいたり困っていたとしたら力になりたいと思います。
一方で親友がどう考えてもダメなことをしていたら、ちゃんと指摘するようにしています。「それはダメだよ」と。
反対に私が無茶をしようとすると親友が止めてくれたり、叱ってくれたりします。
そんな関係をつくれるのは、たぶんお互いを受け入れているから。
なんだか人間関係って面倒くさいけど、たまにおもしろいなと思うこともあります。
近づきすぎて傷ついたり、遠すぎて寂しくなったり。思い切って相談してみたら信頼関係ができたり、どうしても受け入れがたい人がいたり。
人間って本当に不思議な生き物だなとつくづく実感します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。とっても嬉しいです。また読みに来てください!