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「習い事しなくても、全てこの島で学べるじゃん」

本日から森林浴ガイド養成講座に通っています。深呼吸・辻さんによる屋久島島民向けの養成講座。種子島在住の私も参加させていただくことに。

参加者は私も含む5人。たまたまこの5人だったけど、この5人だったことには意味があるのだろうと思う。

私以外の4人は移住者で、「子育て」のためというのも移住した理由の一つだったそう。

関東から小学生の娘さんと移住してきた女性がこんなことをおっしゃっていました。

「屋久島にずっと住んでいる人は『習い事の選択肢が少ない』っていうけれど、習い事にわざわざ通わせなくても、住んでいること自体が全て学びになる。星が毎日見えて星座を知ることができるし、自然に囲まれているから生き物や普段食べているものや生態にも興味がわく。川や海が近くにあるから泳ぎを覚えられるし、ゴツゴツした岩を歩くと体幹が鍛えられる。わざわざ通わせなくても住んでるだけで国語算数理科社会、全部学べるじゃん!て思う。」

都会では、多くの人がせかせかしていて、他人に目を向ける余裕もなくて、心が荒れて雑に人を扱ってしまったり、病んでしまったり。そんな大人の姿を子どもに見せながら育てたくないと、移住を決めたとのこと。


「屋久島に移住して心からよかった」と心からの言葉がかっこよかった。

わたしも屋久島出身ではないですが、島生まれ・島育ちの身。地元出身者は「なんも無い島」というけれど、一度名古屋・東京での暮らしを経験しているので、島で暮らすことの”価値”もすごく感じています。

種子島と屋久島でのご縁を紡ぎながら、その価値を伝えていけたらいいな。


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