見出し画像

忘れもしない日 ~人生のターニングポイントvol.12~ 自分の力で熊本に行きたい②

4月半ば、障がい者手帳を申請していたので、市役所に手帳をもらいに。

画像1

※障がい者手帳の写真です。
 更新がないから、若い時のままなんです。

役所の方から手帳を受け取る際に説明を受けた。
高速道路が半額になることやバスが100円で乗れる(半額だったかも?)など。

その際に、
「バスに乗る際などに手帳を見せるのは嫌かもしれないけど、見せることで安くなるから利用してください」
と言われましたが、役所から病院への帰りのバスで、速攻使いましたけど・・・

役所の方は、気を使われて言われたのだと思いますが、
私は自分の障がいに対して、
周りの目が気になるとか、
偏見とか一切なく、
この時から新しい個性を手に入れたくらいの気持ちだった。

4月末に熊本に行くため、電車の切符などを予約しましたが、障がい者手帳で半額になるのは乗車券だけなので、特急券などを買うと、2枚切符や4枚切符の方が安くなることなど、自分が経験して色々わかった。

病院から杖をレンタルし、いざ熊本へ。
義足の人あるあるだと思いますが、

電車や飛行機、映画館などでは、座る場所によってめちゃくちゃ気を使いませんか?

電車では一度も席から立つことはなかったと思います。
杖をついて、熊本のアーケードを散策。
久しぶりの感覚に、すごくうれしかったのを覚えている。
ただ、義足で長距離歩くのってかなりエネルギーを使用します。
ある文献では、一側大腿切断者のエネルギー消費量は、健常者の1.5倍と言われています。

汗だくでしたね(^-^)

無事、熊本に行けたことで、さらに自信を深め、あとは退院に向けて最後の仕上げ段階へ。

やっぱり、
出来なくなったことが、
出来るようになるたびに、
自分のレベルが上がった感じがして、
モチベーションが上がってきますね。
成功体験が次の目標を生んでくれますね。

余談ですが、当時喫煙者でした。タバコは、百害あって一利なしと言われますが、当時は、病院内に喫煙所があり、そこで、入いろんな方に出逢い、いろんな方と話をする機会を得たので、コミュニケーションの場としては。一理あるのでは?と思いましたね。
当時、若い子が入院していることが、珍しかったので、入院中のおばちゃん軍団には、めちゃくちゃかわいがられました。

このブログをはじめて、間もなく、たまたま、その中のおばちゃんから連絡がありました。偶然の出会いから、今も忘れずにいてくれるって嬉しいですね。


Vol.13へ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?