緊張するとガスがたまる!
緊張したり仕事中に、お腹が張ったり、ガスがたまって苦しくなったりすることはありませんか?
もともと緊張しやすい方に多いかもしれません。
何でガスがたまる?
緊張すると無意識に空気や唾を飲み込みやすくなると言われています。
唾を飲み込む時に一緒に空気を飲み込む。
飲み込んだ空気は上か下からしか逃げ道がありません。
それがゲップやオナラの原因になる事があります。
もともと緊張し、交感神経が優位になると胃腸の動きは悪くなります。
食べ物が入ってきても動きが悪ければ消化が進まず、もたれたり張ったりしやすくなるかも。
特にゲップは、逆流性食道炎や胃炎などが原因で起こることもあります。そういった症状も発生した根には交感神経優位という状態もあるかもしれません。
気滞
この状態を中医学で気滞といいます。
気が滞ると書いてキタイです。
気の流れが悪くなるとおこる状態です。
気の流れは肝が司るとされています。
自律神経系も肝に属しています。
緊張で自律神経系の親玉である肝の働きがバランスを崩す。
↓
交感神経と副交感神経のバランスが崩れる。
↓
交感神経優位になりやすい
↓
胃腸の働きが悪くなる。
胃腸の動きも悪く、空気も溜まり、胃の辺りや腸が膨れたり、ポコポコ音がする時があるかもしれません。
ガスがたまりやすい時に気をつける事
◆流れが悪いのならば流れを良くする
ガスのたまりやすいタイミングに散歩やストレッチ。
胃から小腸へは3.4時間程で食べ物は送られます。
タイミングは胃が張るなら食後まもなく。
腸にガスがたまってポコポコ言うなら、3.4時間経った頃がいいかもしれません。
◆気滞症状が出る時は繊維質を避ける
流れが悪いので詰まるようなものは取り過ぎに気をつけるイメージです。
豆類、芋類や葉物の野菜、玄米、オートミールなど繊維質の多い物はリラックスしている時や休日、帰宅後にとるようにしてみる。
◆冷やさない
冷えると、気だけでなく血流までも悪くなり、気滞を悪化させてしまいます。
冷たい食事、冷たい飲み物、生野菜やお刺身などの生モノには気をつける。
じっと動かないと流れは悪くなります。
肝気の鬱滞と考えると、ガスがたまるだけでなく、ため息が増えて落ち込みやすくなる事があるかもしれません。
適度に動いて体の巡りを意識しておきたいところです!
ご質問などございましたら答えられる範囲になりますがお答えしてみようと思います。
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