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貯金ゼロから(途中で挫折もあったけど)引き寄せでマイホームをGETした話

個人事業主の夫と当時パートだった私。
2LDKの賃貸アパート暮らしで、子どもはまだ小学生。

そんなにお金がかかる時期じゃなかったから、貧乏ってわけではなかったけれど、胸を張れるような貯金額ではありませんでした。

小学生とはいえ、習い事もするし塾も行くわけで。
週末家族で遊びに行ったりもするけれど、そんなに贅沢もしていない。
ガッツリ貯金ができるほどは残らないのです。



たまたまその頃、自宅アパートの近くに新築戸建てが建ちました。

【分譲中!気軽にご相談ください】の旗をみて、家族でふらっと寄ってみたら、これが最高にいい!!

マイホームなんて考えたことなかったけれど、実際に見てしまうとダメですよね。
もう欲しくて欲しくてたまらなくなる。

とは言え、我が家にはマイホームを買えるほどの貯金がありません。
その時は、後ろ髪ひかれながら、不動産屋の名刺を持ち帰って終わりました。

それからというもの、マイホームの夢は膨らむばかり。

住んでいた賃貸アパートがペット不可の物件だったので、SNSやテレビで流れてくる猫を見ると無性にマイホームが欲しくなり。
ポストに入っている新築戸建のチラシをみると、またマイホームが欲しくなり。
ママ友がマイホームを買ったと聞いたら、やっぱり欲しくなり。
ネットで物件を検索すると、さらに欲しくなり。


ネットで、頭金なしでマイホームを購入した人をみて「頭金なしならうちでもいけるかも!」と喜んだこともあったけど、諸費用は絶対必要なんですよね。

諸費用の相場は物件の5%~10%で現金のみ。ローンには組み込めません。

加えて引っ越し代金もかかるし、きっと家具や家電も新しくしたくなるだろうし。
お金が貯まるのはいつになることやら。

我が家のマイホーム購入には、貯金以外にもハードルがありました。

  1. 夫が自営業、私がパートだったのでローンが組みにくい

  2. 子どもを今の小学校から転校させたくない

  3. 車があるので、駐車場のある戸建がいい

  4. あと1年で賃貸の更新なので、それまでに引っ越したい

マイホームなんて遠い夢物語です。



「今住んでる賃貸を更新するかな~」なんて考えていたある日。

なにげなくネットサーフィンをしていたら、偶然まとめサイトで『引き寄せの法則』で貧乏から金持ちになったけど質問ある?て記事を読んだんです。

これが、わたしにとってのすべての始まりでした

『引き寄せで仕事がうまくいってお金持ちになった』という内容だったんですけど。
もしこれがX(Twitter)なら「なんかあやしい・・・詐欺されるかも」なんて思っちゃいますが、まとめサイトだったので結構すんなり受け入れられたんですよね。

だってまとめサイトを読んだところで、詐欺に引っかかりようがないし。スレッドを立てたスレ主すら分からないし。


まとめサイトの引き寄せ体験談を、読めば読むほど気になって仕方ない。

お金だけじゃなくて、何でも引き寄せられるだって?
これってもしかして、マイホームも引き寄せられのでは??

もし上手くいかなくても、1ミリのデメリットもないんですよ。
でも成功したら・・・我が家はマイホームをゲットできる・・・(生唾ゴクリ)

ネガティブなくせに、変なところで超ポジティブな私の悪い癖が出ちゃいました。

引き寄せを試したくて試したくて、仕方ない。



ちなみに、引き寄せでネガティブはNGですからね。
引き寄せしている時に、どうしてもネガティブになっちゃう人の対処法を書いたので、興味があったら読んでみてください。




本を買ったりネット検索したりして、見よう見まねで試してみました。当時行った引き寄せはイメージングのみです。

カウンターキッチンで食器を洗いながら、リビングでテレビを見ながら楽しそうに話している夫と子どもを眺めて微笑む

こんなイメージングをひたすら繰り返していました。


ほどなくして、名刺をくれた不動産屋から連絡がありました。
「小学校区内で新築物件が出たので見てみませんか?」

現地へ行くと、自宅からは遠いものの、小学校区内で土地勘もあるところでした。いいね!

間取りははちょっと微妙。
いわゆる旗竿地に建っていたので、対面式のカウンターキッチンではなかったんです。
それに床が濃いブラウン。
私は白~薄いベージュの床を希望していたので、これもちょっと違うかなって。

でもやっぱり内見したら欲しくなってしまって、不動産屋のゴリ押しもあって、仮申し込み&住宅ローン審査だけしてみることに。

数日後、不動産屋から「NGでした」と連絡が・・・。悲しい。


実はこの物件、借地権だったんです。

借地権は、土地が自分の物ではない物件です。土地代は住宅ローンと別に、地主に払います。
借地権の場合、担保になる土地がないので、住宅ローンが通りにくいんです。特に自営業は。


なかなか上手くいかないな~。

1ヶ月後、小学校区内で新築戸建てを売りだしたというチラシがポストに入っていたので、さっそく一人で内見に行くことに。

駐車場はあるし、お風呂はテレビ付き。部屋の天井に、ライトを消すとお星さまが光る謎の壁紙がはってあるという物件でした。

壁紙には特に惹かれなったのですが、物件は好印象だったので、今回は内見に来れなかった夫を連れて再度訪れることにしました。

2回目の内見。
物件に着いた途端「家までの道が狭すぎる。うちの車が入らないよ」と夫。
確かに、ちょっと狭いかも。
当時我が家が乗っていたのは、7人乗りのワンボックスカー。大通りから奥まった場所にあるこの物件。
ワンボックスカーでは、横幅ギリギリの道を進みながら、家まで行かなければいけなかったんです。
夫が断固反対してこちらの物件もNGに。

なかなか上手くいかない。
でもめげずに引き寄せは続けます。
相変わらずお金の問題は解決していませんが。


それからまた1ヶ月強。
ネットで新しい物件が掲載されていないか、検索する日々。


駅から自宅へ帰る途中、いつもは通らない道を偶然自転車で通ると、以前あった古いアパートが取り壊されて更地になっていたんです。

もしかしてここに新しい戸建が建つかも!

早速帰宅して検索。
すると新しい戸建が建つ予定があるじゃないですか!
何棟建つか、どんな間取りになるかはすでに決まっているよう。さっそく掲載している不動産屋に連絡。
はじめましての不動産屋さんです。
まだ建築が始まっていないので、不動産屋へ行って詳しく話を聞くことに。

実際に建つのは、賃貸更新時期ギリギリ。
しかも床の色はダークブラウン。またしても理想と違う。
でも、建築図面・間取り・イメージ画像をみせてもらうと、やっぱり素敵で欲しくなる。

頭金は少額or無しでもなんとかなるけれど、初期費用は現金で必要とのこと。約300万円。
悲しいけれど、今の我が家には300万円も貯金がない・・・。

「検討します」との返答で帰宅。
やっぱり最大の問題は『お金』ですよね。

300万円貯めれないことはないけれど、いつになることやら・・・。
今回も縁がなかったかなと思っていたら、偶然、夫の母から電話がかかってきました。

電話の内容は「元気なの~?」「最近どう~?」なんて他愛のない話。
「そうそう、昨日ね、近所に新しい家が建つって言うから見に行ってきたんだよ。まあ貯金ないから買えないけど」
なんて報告したら
「いつかは自分たちで家を持ちたいわよね~。頑張ってね~」と義母に励まされて通話終了。

その日の夕方、再び義母から着信が。

「あのね、さっきの家の話だけど。実はりこちゃん達に何かあったときに渡そうと思ってたお金があるの。これからお金貯めても、いつ家が買えるか分からないでしょ?
家は若いうちに買った方がいいわ。これから▲▲(子どもの名前)にお金がかかるし」

私と義母は仲良しです。一般的にみても仲良しだと思います。
義母のお金は、もし私たち夫婦がお金に困ったときに渡そうと思ったお金でした。
夫に言うとあてにしちゃうから、今まで内緒にしていたそう。

いきなりの急展開!
引き寄せの効果キターーーー!

一番の懸案事項の『お金』があっさりクリアしてしまいました。

まとめサイトで引き寄せの法則に出会って約3ヶ月。ついに動き出しました。
引き寄せってホンモノだったんだ・・・。

お金の問題がクリアしたので、再度不動産屋さんに連絡。物件の申し込みをしたんですが、順位は3位。

人気の物件を購入するときに、交渉の順番がつくことがあります。
申し込みをした順だったり、売主が決めた順番だったり。詳しいことは売主にしかわかりません。

ここはなんとか引き寄せたい!!

これまで引き寄せのイメージングは、気が向いた時と寝る前くらいしかしていなかったのですが、どうしても欲しい物件だったので、イメージングの回数を増やすことに。

通勤時、トイレの中、お風呂の中、仕事中も、料理をしている時も引き寄せしまくりました。

実はそれが、逆効果になると知らずに・・・。


申し込みから数日、ようやく連絡が。
「順位が1位の人のローンが通らなかったみたいです。繰り上がりましたね」
なんと2位に繰り上がったのです。やったー!

引き寄せするぞするぞ!もう起きている時間はすべて、その物件のことを考えてました。

しかし・・・。

「残念ですが、他の方に決まりました。他にも物件がでたらご連絡します。お力になれず申し訳ありません」

・・・ダメだった・・・。

あんなに引き寄せ頑張ったのに、全然上手くいかなかった。どうして?どうしてなの?引き寄せなんて実はウソなんじゃないの?

かなりネガティブ、自暴自棄に。

一番問題だったお金がクリアできたのに、どうして物件が手に入らなかったのか?
モヤモヤしながら、引き寄せの本を読みまくりました。ネットでも検索しまくりました。

そして1つの答えにたどり着いたのです。

『私、めちゃくちゃ執着してた』

引き寄せを学んでる人、実践している人なら知ってる人も多いと思います。そうなんです。引き寄せに執着はNGなんです。

執着はどうしていけないの?
執着したらどうすればいい?
詳しく知りたい人はこちらも読んでみてくださいね。


思い当たることがありすぎて(笑)
私、反省しました。
そして、新たな気持ちで、またイチから引き寄せをし直すことにしました。

結局物件は買えなかったけど、仲介してくれた不動産屋の営業さんとは親しくなりました。
隣駅に店舗がある不動産屋だったし、なぜか夫がえらくその営業さんを気に入ったので、その後もちょこちょこやり取りを続けてたんです。

引き寄せの回数はグンと減らしました。
その代わり、1回の引き寄せでのワクワク、幸せを感じる濃度を濃くしました。

それからまた1ヶ月くらいたって、久々にネットで物件をみていると、小学校区内ではないけれど、小学校から結構近い場所に売地を見つけたのです。

ここだったら今の小学校に通い続けられる。

私の地域には越境制度があります。
理由によっては、学区外から通うことができる制度です。

  1. 親の仕事の関係で登下校時に親戚・親しい知人に預ける場合

  2. すでに在校状態で学区外へ転居した場合

  3. 兄姉が在校している場合

地域や、その時代によって違いますが、その頃は結構ユルかったんですよね。
うちは②が該当するので、転校する必要がありません。
しかも、下手に学区内の一番端に住むより学校まで近い・・・。

あれ?これって・・・また引き寄せはじめた?

仲良くなった不動産屋の営業さんに電話。すぐ調べてみます!と動いてくれたのですが
「すでに、購入者が決まっているようです。またしてもお力になれず申し訳ありません」
問い合わせると、すでに売れたとのことで、売主からNGが出たそうなんです。

またしてもダメか~。でもいい感じにまた引き寄せがはじまったから、今度は学区外も探していこう♪
なんて考えていたら、翌日、不動産屋の営業さんからまた電話が。

「昨日の物件の売主が、うちの上司の友人だったんですよ!実はまだ売れていなかったんです。話をつけてもらったので、ご来店いただけますか?詳しく打ち合わせしましょう」

え!そんなことある?1度は断られたのに、まさかの展開!

実はこの売地の売主は不動産会社でした。
これから建売物件を建てて、独占で売り出す予定だったので、問い合わせがきても全部断っていたそうなんです。

引き寄せが怖いくらいに加速してます。

詳しい説明を聞くために、不動産屋さんへ行きました。

建築図面はすでにありました。でも少しならば変更も可能だし、床の色、壁紙も選べるとのこと。
私が希望していた、白~薄いベージュの床が手に入りました。

図面の段階では、トイレが1か所しかなかったので2か所にしてもらいました。
着工してから完成まで数カ月かかりますが、賃貸の更新までに間に合います。

引き寄せ怖い。怖すぎる。

トイレを増設した分、金額が上がってしまいましたが、シミュレーションでは払える額です。

初期費用も思ったより少なくすみそうなので、その分は頭金にスライドすることにしました。

物件の仮申し込みをして、次は住宅ローン審査です。

我が家は個人事業主の夫とパートの私。正直ローンが通りにくい。通っても上限が低い。
住宅ローンの審査に落ちてしまったら、また振り出しに戻ってしまいます。
土地と建物の合計額を考えて、ギリギリ自営業でもローンが通るだろう金額ではありましたが、やっぱり不安です。

営業さんの上司が、懇意にしている銀行担当者を紹介してくれました。
審査にかけたら、あっけなく通ったんです。
めちゃくちゃ頼もしい銀行担当者でした。

何度も言っちゃいますが、引き寄せ加速しすぎ!怖すぎ!!

その後もとんとん拍子で進んで、売買契約を結び、晴れてマイホームをゲットできました。
まだ建物も建っていなかったし、物件の問い合わせがきても売主が断っていたので、私たち以外に申込者もいませんでした。
競合なし。

  • 貯金がまったくなかったのに、義母が融資してくれた

  • 一度は断られた物件だったのに、不動産営業マンの上司の友達が売主で申し込みができた

  • 自営業でローンが組みにくいはずなのにアッサリ通った

  • 賃貸更新することなくマイホームへ入居できた

はじめて引き寄せを知ってから9カ月。無事にマイホームにお引越しできました。
今思い出しても、いろんな奇跡が重なって鳥肌が立つくらいです。
引き寄せって自分が想像しないような、驚くような形で叶ったりしちゃうんですよね。

最後までお読みいただきありがとうございました♪







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