おたくGさん

昔からおたく、今でもおたく。描くのも、書くのも、観るのも、読むのも大好き! 還暦でシン…

おたくGさん

昔からおたく、今でもおたく。描くのも、書くのも、観るのも、読むのも大好き! 還暦でシンクタンク退職して、今は某食堂の責任者として食事を提供。クリエイティブなことに意欲満々の現在。 漫画も小説も今は準備中なので、まずは記憶のまま、思いのままを独りよがりのエッセイとして綴ります。

最近の記事

忍者はヒーローか?サスケでわかった忍者の悲哀/おたくGさんの覚書:アニメ編その5

 クールジャパンと言われるコンテンツの一つ“忍者”。世界の共通語で言えばスパイのようなものだが、とにかく格好いいものと思われている。超人的な肉体と技(忍術)、そして多彩な武器は確かに魅力的だ。アニメでも昔から忍者が活躍するものは多い。小学生低学年の頃、その影響から忍術を真似て忍者ごっこが流行っていた。  引き金になったのはアニメではなく、特撮版『仮面の忍者 赤影』だ。横山光輝の原作は正統派の忍者漫画なのだが、後半はUFOや怪獣が出てくる奇想天外な内容になっている。面白いから

    • G日記<スヌーピーミュージアムへ行ってきた!チャールズ・シュルツは偉大な漫画家>

       先日、久しぶりに平日休暇が取れたので、町田にあるスヌーピーミュージアムへ行ってきた。妻の行きたい場所リストの一つである。もちろん、私も少なからず興味はあった。スヌーピーというより、『ピーナッツ』の作者チャールズ・シュルツにだが。実際行ってみて、あらためて漫画家としての才能を知ることとなった。。  スヌーピーミュージアムは、東急と町田市による再開発エリア南町田グランベリーパークの中にある。都内最大と言われるアウトレットモールと鶴間公園の中間、丘の広場にあるのだが、エリア全体も

      • スポ根アニメ3選~そしてスポ根アニメの終焉 / おたくGさんの覚書:アニメ編その4

         昨今でもスポーツを題材にしたアニメは人気が高く、大変面白い。映画で観た『THE FIRST SLAM DUNK』は感動に震え、『ハイキュー!!』や、ちょっと異色だが『ブルーロック』などは最近一気見したばかりだ。やはりスポーツはいつの時代も、どんな世代にも感動や喜びを与えるのだろう。私はオタクだが、スポーツはやるのも観るのも大好きだ。脚本家の倉本聰が言っていた。「どんなドラマもスポーツの感動にはかなわない」と。そのスポーツを題材にしたアニメが面白いのは必然だろう。それはまだテ

        • G日記<今日、角川武蔵野ミュージアムに行ってきた、やっぱり本に囲まれた世界はいいな>

           以前から気になっていた角川武蔵野ミュージアムに行ってきた。 本棚劇場が含まれる10時入場のスタンダードチケット1400円を二人分、出かける前に購入。中島みゆきの企画展を開催していたが、素晴らしいシンガーソングライターと思いつつも、今回はパス。3Fのアニメミュージアムが、展示品入れ替えのため休館中なのは残念だが、今日は本棚劇場がメインなので良しとした。  所沢市街から離れ、所沢航空記念公園を横目に7~8分車を走らせると、無機質でオブジェのような、灰色の不定形な建物が見えて

        忍者はヒーローか?サスケでわかった忍者の悲哀/おたくGさんの覚書:アニメ編その5

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          テレビマンガからアニメへ、「宇宙戦艦ヤマト」とあの本の登場/おたくGさんの覚書:アニメ編その3

           アニメはアニメーションの略語で、何を指してアニメというのか、今では誰もが知っている。  だが、1970年代の終わり頃まではアニメという言葉は無く(もちろん英語としてアニメーションは存在している)、テレビマンガもしくはただのマンガと言われていたことは以前にも記した。ではいつ頃からだろうと回顧してみると、やはり「宇宙戦艦ヤマト」が放送されてからしばらくたってのことだと思う。時間差があるのは、初回リアルタイムで放映された際にはまったく人気がなかったからだ。裏番組が「アルプスの少女

          テレビマンガからアニメへ、「宇宙戦艦ヤマト」とあの本の登場/おたくGさんの覚書:アニメ編その3

          カラーテレビがやってきた!興奮度マックス「タイガーマスク」 /おたくGさんの覚書:アニメ編その2

           小学校2年生だから1969年の秋ごろ、家にカラーテレビがやってきた。その日は学校から飛んで帰った記憶がある。帰ると既にカラーテレビは設置され、何の番組かは忘れたが、画面にはカラー映像が流れ、父親がその前でニコニコとドヤ顔で私を迎えた。カラーテレビが普及し始めたのが1968年頃からだから、家にあるというのはかなり早く、高価なものだったので、公務員だった父親の顔も今は頷ける。けっこう無理をしたはずだ。父親の新しもの好きは、母親にとって災いだが、子供にとっては感謝である。  そし

          カラーテレビがやってきた!興奮度マックス「タイガーマスク」 /おたくGさんの覚書:アニメ編その2

          おたくGさんの覚書:アニメ編その1

          アニメから漫画、映画・小説、料理まで、記憶のまま、思いのまま綴った独りよがりの覚書 <記憶の薄いアニメ「宇宙怪人ゴースト」が想起させる特別な記憶>  アメリカのアニメに「宇宙怪人ゴースト」というのがある。6歳の頃、春の新番組でスタートした。本編はカラーで、家のテレビはまだモノクロだったため、ゴーストの色彩は最近知ったのだが、両腕に巻いたバンドの赤、マントの黄色以外はモノクロと変わらない。ちなみにアメリカのアニメと書いたが、当初アニメとは言わず単にマンガ(まんが)と言ってお

          おたくGさんの覚書:アニメ編その1