見出し画像

自己紹介。

こんばんは、おたまじゃくしです。私は地方の小規模大学で教員をしている社会科学系の研究者です。女性(既婚)で3歳の子どもがおります。

研究職という職業はそもそも女性が少ないうえ、女性で子持ちの方となるとさらに限られてくる業界です。

研究者になるためには大学院博士課程へ進学しなければならず(現役で25歳以降)、初職を得るためには、今日では博士学位の取得が必須となっています。取得には10年かかることも珍しくありません。つまり、

20代後半から30代は、研究者としての地位を安定させるための、重要な時期となります。

すると、出産・育児はそのキャリア形成期と重なるため、それらを実現し、両立することは極めて難しいと思われます。

しかし、私は幸運にも常勤の研究職を30代手前で手にし、職場の育児休暇制度を利用し、出産育児も経験する(継続中)ことができました。

ただし!私のような存在が希少であるがゆえ、例えば私の所属する小規模大学では前列がなく、育児中の研究者をフォローする制度が整っていなかったりと、悪戦苦闘している現実もあります。

そこで、ここでは私自身の備忘録を兼ね、女性研究者に対する組織的な支援制度のあり方や、実際の職場でのサバイバル記など、記していけたらと考えています。

よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?