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「肉じゃが離婚」について考えた (レシピ付き)

少し前にTwitterで「肉じゃが離婚」というワードが話題になりました。


ことの詳細は、結婚した途端に夫が「肉じゃの肉は牛肉でないとダメ!!!」と言い出したというものです。
夫に失望した妻はこの一件ですっかり愛が冷め、わずか半年で2人は離婚したと書かれています。
この記事はTwitterでも大きな反響を呼び、肉じゃがの肉は牛か鶏か?はたまた豚か??の論争が繰り広げられた。

実際、肉じゃがの肉は、牛肉を使ってるサイトも多く、地方によっても入れる肉に違いがあるようです。
しかし、私は思うのです。この話の根本は入れる肉の問題ではないと。
おそらく鶏肉の肉じゃがを出された夫側に、相手の好きなものを理解する、そんな優しさがあったら離婚に至らなかったのではないかと思うのです。

「自分は肉じゃがの肉は牛肉派だけど、相手が鶏肉派なら、これを食べてみよう」。
これは、料理に限らず、共同生活、もしくは人付き合いにも通じるものがあるかと思います。

生まれた場所も違えば、育った環境も違う。
そんな背景があれば、何かもまったく一緒というのはごくまれだろう、いや、違いがあって当然なのだ。

その違いを埋めるべく、相手に譲歩する気持ちがあったら、このよう残念な結果にはならなかったかなと。
ふと、そんな事を思いました。

肉じゃがの作り方

じゃがいも 500g
玉ねぎ   500g
豚バラ肉  1パック
酒     100ml
砂糖    大さじ5
しょう油  大さじ3

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①じゃがいもの皮をむき、一口大に切ります。水にさらさず、そのままザルに置いておきます。

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②玉ねぎの皮を剥いて、くし型に切り分けます。

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③肉を食べやすい大きさに切る。

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④鍋に火をつけ、サラダ油(分量外)を回し入れる。1/4の分量の肉を入れて焼き付ける。
肉を動かさずにそのまま置いて両面に焼き色をつける。

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⑤じゃがいもを鍋に入れ、透き通るまで炒める 。

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⑥じゃがいもに火が通ったら、玉ねぎと残りの肉を入れる。 

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⑦鍋に酒と砂糖を入れ、材料をさっくりと混ぜる。蓋をして弱めの中火で15分煮る。

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⑨鍋に醤油を少しづつ入れる。一気に入れずに味を整える感じで入れるのがコツ。
ふたたび、蓋をして、中火で7分ほど煮たら完成。


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