登園日記#25 トゥンク…
今朝はもうバタバタバタバタ。
せっかく親子で六時過ぎに目覚めたのに、直前に悪い夢を見た僕は気持ちを落ち着けるためにベッドに横たわり、そのまま二度寝した。長男は、起きようとしてベッドの長辺を渡りきれずに力尽きたようで、親の足元で寝ていた。
こうなると、どうしても流れ作業の感じは拭えない。ささっとできる朝食を流し込み、タクシーを配車して、滑り込む。明け方授乳でフラフラの妻も総動員だ(ほんとごめん)。
タクシーに乗ると、長男は後部座席で放映されるCMを見ている。僕も、大政絢さん綺麗だなぁなどと思いつつ、ついぼーっと見てしまう。
突然、長男が振り返った。腕を伸ばして僕の首を持ち、自分の頬に僕の顔を引き寄せ、「一緒がいいねぇ」といった。
トゥンク…(心が持っていかれる音)
え、なにそのイケメン。なにその逆あすなろ白書みたいな動き。なになに!?朝パパがハグしたら、全力拒否したじゃん!
いろいろな思いが一瞬で通り過ぎ、後にはほんわかと温かい気持ちが残った。
僕は後ろから長男をハグして、そのまましばらくそうしていた。じんわりとした体温が私の心身を温める。
これで帳消しにはならないけど、朝の慌ただしさで、棚上げになってた何かが、すこし取り戻せた気がした。
余談:今日の画像は「砦」。あすなろ白書の画像がなくて困っていたところ、「俺じゃダメか?」と検索結果に現れたので採用。おじさんになるとダジャレが我慢できない。
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