他言語を学ぶなら文化も理解しよう
本日も言語と文化シリーズ。
第一回🔽
第二回🔽
今回は日本語と中国語の違いについてをまとめていきます。
日本語の特徴
否定表現が多い
敬語が複雑
曖昧な表現が多い
客観的な表現が多い
日本人の特徴として、集団全体や他人との衝突を防ぐため、人との関わり合いの中で出来る限り葛藤を避けようとする。
その結果、明瞭かつ断定的な言い方をしないような言語構造が確立された。
中国語の特徴
否定的表現が多い
丁寧な言い回しはあるが敬語はない
明確な言い方をする
主観的な表現が多い
中国の文化は、日本のように排他的かつ閉鎖的ではなく、解放性と移入、移出の自由制が高い。
そのため、中国人の集団意識は薄くなり、衝突を回避する必要が無くなった結果、自分の考えをありのまま明瞭な表現をするようになった。
各民族の言語特徴
ことばの構造は、各民族が特有の文化的背景を持つことで築き上げられてきた。
日本語と中国語の表現の違いを見ることで、各国の文化の違いに気づくことができた。
また、言語は文化を伝えるただの手段ではなく、その言葉を話す人々の思考や価値観といった文化情報を携えている。
言語は文化の中に溶け込んで、文化の一部を作り出し、反映している。
つまり、他言語を学ぼうと思ったら、言葉だけではなくその言葉を話す民族の文化まで理解することは不可欠だ。
今回読んだ論文のまとめは、このような感じでまとまっていた。
私自身は今、日本語しか話せない。
でも、K-popアイドルを好きになったことで、韓国語を聞く機会は増えたし、彼らを見ているとなんとなく文化も見えてくる。
言語ただ勉強するだけじゃなく、文化を理解することでよりスピーディーにその国の言葉を覚えることも不可能ではない気がしてきた。
そろそろ韓国語を本格的に始めてみようかな。
そう思えた文献だった。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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