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青島市が再生可能エネルギー倍増計画を推進 地の利を活かした洋上風力発電にも注力

青島市が近日『青島市「十四五」エネルギー発展計画』を発表し、2025年までに風力発電、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーの倍増計画推進を表明しました。

「倍増」というのは具体的には設備容量のことを指し、現在253万キロワットの再生可能エネルギー発電の設備容量を270万キロワット増設し、2025年に523万キロワットにしていくことを目標としているそうです。

その中で、太陽光発電に関しては、「太陽光発電+」というプロジェクトを推進し、青島西海岸新区に百万キロワット級太陽光発電応用基地の建設を行っていき、風力発電に関しては青島市の地の利を活かした洋上風力発電にも力を入れていくそうです。

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海に近い「地の利」に関しては、洋上風力発電に限らず、波や潮流が生み出すエネルギーの活用も推進していき、海の資産を活かしたエネルギー開発を総合的に進めていくことも表明されています。

また、バイオマスエネルギーに関しても推進を行い、2025年時点での設備容量目標を49.2万キロワットにしていくとしています。

冒頭でお話しした、2025年の再生可能エネルギー設備容量目標の532万キロワットというのは、同市内の総エネルギー設備容量の48%にあたるそうですが、量的には太陽光発電が中心ではありますが、同市の海に隣接しているという特徴をフルに活かせる洋上風力発電にも注目していきたいですね。

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