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ザ・街録に出るまでもない・番外編2

トップの写真は、うちのカルビンではない。アルメニアの猫だそうだ。夫は仕事でいろんな国に出張した。そして、猫を見つけると必ず写真を撮っていたそうだ。この猫の写真を見つけたとき、あんまりにカルビンに似ているので、びっくりしたと言っていた。


これがカルビン

まあそれはいいとして、昨日は医者へ行った。3日前くらいから、ずーっと前に治療した歯が急に痛み出し、出産時並みの痛みに変わって来た昨日、焦って電話でアポを取った。

先生曰く、神経の一部が死んで、そこからバクテリアが侵入し根の部分が炎症していたいのだという。私はてっきり、また、治したた歯が中で割れて、それで痛いのだと思っていた。この歯は、子供の頃に抜歯した奥から二番目の歯の位置にずれて来て二番目の歯の代わりをずーっとしてきた、元一番奥の奥歯なのだった。なので私の今の一番奥の歯は、俗にいう親知らずが代役をしている。

そんなこんなで、歯並びの矯正をクロアチアでしたものの、その医者がまたヤブ医者で、ちゃんと矯正できず、後ろの歯が倒れて来て、今痛い歯を圧迫して、硬いものを噛んだ瞬間、歯が立に割れたので、治療した歯なのだ。誰がこんな歯の問題を抱えているだろうか?こんな問題私だけなんじゃないかな?とまで思う。

レントゲンを見たら、ちゃんと神経があったし、元気そうに写っていたけど、歯の根っこの辺りが白っぽく広範囲にわたって炎症しているのが見えた。

昨日はとりあえず、抗生物質と市販の鎮痛剤で乗り切り、その後、紹介してもらった専門医に行くように勧められた。本当に痛いんだよね。薬もあまり効かない。

鎮痛剤は、イブプロフェンとアセトミノフェンを同時に飲むことを勧められた。そういえば片頭痛のある友達も以前、同じことを言っていたのを思い出した。先生曰く、2つを一緒に取ると、相乗効果があるそうだ。また混ぜても危険ではないそうだ。

私の歯は、私が小さい頃から悪かった。子供の頃に自分の体を大切にすることを親から教わらなかったから、幼児期に歯を磨いた記憶があまりない。小学校に上がるころには、虫歯だらけで、入学前に歯医者に行って全部治療してもらった。

私は、小学校に入学してすぐに、歯の治療をよくやりました と言う事で全校朝礼の時に舞台に上がって表彰状を頂いた。それくらい、小さい頃から歯医者のお世話になる事が多かった。

それプラス。父が頭が狂ってって、動物は親がかみ砕いた食べ物を子に与えるんだよ。と、口から出した食べ物を食べさせられたことがあった。後にも先にもそれ一度きりだったが、子供心に、気持ち悪い発想をする人だと思っていた。虫歯菌やら、ピロリ菌やらがうつるじゃないかと思うのだが。

それと、歯なんか磨かなくっても、食後に緑茶でうがいをすればいいんだって教えたのも父。小学校のお友達の家でお昼をご馳走になったときの事なんだが、食後に緑茶が出たので、うがいを食卓でしたら、食事中のその子のお母さんが目を丸くしてびっくりしていた。とても恥ずかしかったが、こうすると虫歯にならないって、うちのお父さんが言ったとちゃんと伝えた。笑 納得してくれたかどうかは別として。

私の父の印象と言うのは、ちゃんと働かないから、余計な事ばかりを考えて変なアイデアが浮かぶと、突っ走り失敗する人と言う感じ。何回も、特許を取る!と自分でデザインした変なもので特許申請していた。

父は普通にコツコツ地味に働くことを嫌がる人だった。だから、家に居て、ストーブの前を陣取り、ずーっと座って、緑茶を飲みながら、タバコばっかり吸っている姿ばかり思い出す。要するに、実用的な人でなかった。笑 それは祖父譲りだと思う。祖父は実家が金持ちだったせいか、どこかのほほんと過ごす人だという印象だった。

母がそういう人が大嫌いで、家事を午前中に済ませ、買い物に行って、午後の決まった時間に好きなドラマを見てと、毎日が同じ繰り返しでも耐えられる人だった。私はどちらにも似てない気がする。笑

で、幼児期から虫歯だらけの私は、小学校の頃に永久歯を抜歯したのを思い出した。それが、番外編第一話で、話した紫ちゃんと繋がったのだ。笑

小学校の4年生くらいだったか、私は紫ちゃんが住む団地の中の歯科医へ一人で行った事がある。どうしようもない歯痛で、その歯医者に行って、父に言われた通り、抜いて欲しい と医者に伝えると、この歯は永久歯だから、あなたのご両親とお話ししたいから、次に来る時は一緒に連れてきなさいと言われ、父にそう話すも、父は、いいから抜いてもらえ、話すことなんかないじゃないか?と言うのだった。

仕方ない、またその歯医者に行って父がそう言ってるので、抜いてくださいと言ったら。先生がムッとして、親が承諾しなければ抜けないと言った。どうでもいいから、早くどうにかして欲しい、痛いんだよねと思っていたのだが、こんな結果になってしまって、やっぱり、自分の親を呪いたくなるのだった。笑

そんな事件を思い出したのだった。結局その歯医者は私の歯を抜いてくれたのだけど、その後はそこに行ってない。先生はきっと呆れていただろう。酷い両親だと。

その時母は、どこに居たんだろう?と謎なのだが、私の父と母は自分たちの事で頭の中がいっぱいだったのだろうか?と2人の子の親になって初めてわかる、自分の両親の異常性を思い出した。いずれにしてもこの2人は毒親。

昨日は医者に行って先生と話したら、先生が見た限りでは、前の治療は問題なかったし、歯を抜く前に、ルートカナルの専門家を紹介するからそこへ行って欲しいと言って、名刺を渡された。私としては、もう何回も問題のあったこのの奥歯は抜いてしまった方がいいのではないかと思ってたので、驚きだった。

この痛みが始まったのは、紫ちゃんの夢を見た後。紫ちゃんが、歯は抜かなくっていいんじゃない?って教えてくれたのかしらね?笑





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