見出し画像

ガンバレ飲食店!「GO TO KIREI」byおそうじ革命

1月の革命割は、デカ盛り居酒屋をお掃除!

記念すべき初回の革命割は「GO TO KIREI」と題し、コロナで苦しんだ飲食店を、キレイで応援!
30年近く赤字覚悟のデカ盛りを提供し続けている、上板橋の「花門」の汚れに立ち向かいました。

毎日大変すぎて掃除なんかできない!?居酒屋 花門

サービス精神旺盛なイラン出身のマンスールさんが経営する、東京・板橋区にある花門さんは、テレビ、ラジオ、雑誌など、様々なメディアで話題の居酒屋。それもそのはず、フードは全品400円にも関わらず、どれもこれも想像を絶する量のデカ盛りなのです! ある日、店にやってきた妊婦さんが、サイコロステーキを我慢して、安い焼きそばを注文したのを目撃したマンスールさん。「お腹の赤ちゃんにもいっぱい栄養を届けたい!」と思い立ち、次の日から全メニューを380円に!(当時)当の妊婦さんが再度訪れた際に、前回食べられなかった分もあわせて倍の量のサイコロステーキをお出ししたのが、「全品400円なのにデカ盛り」のはじまりはじまり。それ以来約30年、お客様を元気にするため、利益度外視で、掃除の時間もとれないくらい働き通しのマンスールさん。どうです?応援したくなりませんか!?

とはいえ、積み重なった30年分の汚れは、弊社代表の福井も息を呑む、まさに超怪物級!どうする福井!?どうなるGO TO KIREI!?

30年分の油汚れをごっそり落とす、16人の精鋭たち

2022年1月の、空が白みかけてきた早朝。花門の前に「利益度外視」で集められたのは、おそうじ革命の精鋭16人。見つめる建物は、一筋縄ではキレイになりそうにない、油汚れがあらゆる場所に…。応援しがいのお店だからこそ、徹底的に掃除して、全力で驚かせることを朝日に誓うキレイクルーなのでした。

誇りにかけて、埃と汚れに立ち向かえ

早速、スタッフ総出で清掃が進められる狭い店内。まずは、店内のごちゃごちゃとした荷物を取り除くことからスタート。「後ろ通りま〜す!」お互い声を掛け合いながら、テキパキとプロフェッショナルな作業が進んでいきます。

お店の顔となる看板は念入りに。フレームから分離して、見えないところまで白さを取り戻します。

外壁は、油汚れに外気の汚れが混じって付着。脚立を使って手作業でていねいに汚れだけを拭き落としていきます。

細かい部分や暗い部分は、ヘッドライトの光を当てながら、キレイになっているかチェックしながら清掃を進めます。

店内のあちこちに、ホコリ油がまじったベトベトした汚れが付着しているのが目立っていました。その原因は…いました、コイツです!!!!

油で真っ黒になった換気扇は、まさにラスボスのような佇まい。油汚れにホコリが付着して固まりギトギト状態に。こうなると換気機能が微弱になり、部屋中に油が拡散されるので、壁やテーブルなどのベタベタ汚れの原因になるのです。
びっしり固まった30年分の油汚れは、削りながら洗剤を使って対応。真っ黒に汚れたレンジフードに、躊躇することなく体を入れて、ゴシゴシと汚れと格闘します。プロの誇りにかけて、磨いた技術で、換気扇を磨くのでした。

取り外した換気扇は、外で付着した油汚れを剥がす作業に。パーツの溝に入り込んでしまった油の塊はドライバーなどでほじくり出し、ある程度汚れが削り出せたら洗剤で洗い落とすと、元の白い姿が見えてきました。「これだけ汚れがあると、キレイにしがいがありますね」と語るキレイクルー。換気扇が元のフォルムを取り戻すまで、作業が続きました。

油汚れや焦げつき汚れ、野菜くずが付着したコンロ。こちらも一度分解して汚れを削り落とす作業からスタート。60℃以上のお湯を使うと洗浄力がアップするので、お湯を使っての作業。「汚ければ汚いほど、ピカピカになるのが分かるので、むしろ楽しいですね」と、キレイクルーは余裕の笑顔。

新しめのエアコンも、おそうじ革命の手にかかればご覧の通り。外はキレイに見えても内部には汚れがびっしり付着。細部までキレイにして快適な空気を!

劇的!ビフォーからのアフター

なんということでしょう。おそうじ革命のキレイクルーにかかれば、あれだけ真っ黒でギトギトだった換気扇やレンジフードも、ここまでキレイになりました。客席の会話が聞こえないほど音がうるさかったという換気扇が、信じられないほど静かに勢いよく回るようになり、ステンレスもピカピカに生まれ変わりました。

商店街の街灯が輝きだした頃には、ミッションコンプリート。道ゆく常連さんが覗き込んでは「嘘でしょ!?」「うわぁ!」「こんなにキレイになるの!?」と驚いていました。

「GO TO KIREI」で笑顔も倍増!!

店主のマンスールさんも、あまりのキレイさにびっくり! 床がピカピカだったため、お店に靴を脱いで入るほど。「すごいね!ツルツルだね!」と歓喜の声。

「コレもう、買い換えないとダメかな?と思ってたよ」と、ピカピカになった換気扇を見て感激が隠せないご様子。「こんなにキレイな床だったら、子供たちは滑って遊んじゃうね!」と、大はしゃぎで、満面の笑みを見せてくれました。

Interview ①
おそうじ革命 代表取締役 福井智明

――今回の、毎月やります!革命割「GO TO KIREI」ですけれども、どういった意図で企画されたのでしょうか?

これまでも色んなキャンペーンはやってきたんですけれど、今回から、「革命割」というくくりで、うちらしい、無茶なキャンペーンを毎月やることにしました。これまでは“何%オフ!”とか、“〇〇がつきます!” というサービスでしたが、初回の「GO TO KIREI」はもうタダ! 10割引なんですね。金はとらないんです。
もともと、今すごく困っている業界とか困っている人たちを、お掃除の力で応援できないか、という発想から始まったんです。今、コロナウイルスの蔓延で、飲食店がすごく困っているところが多いという声をたくさん聞いたので、1月はそのテーマで行こうと。

――初めてやるにあたって、何か心がけたこととかありますか?

いつもの現場と同じなんですけど、全部キレイにしたあとに、お店の人たちから「すごいね!」と喜んでもらう、その姿を想像しておそうじをしているっていう感じですかね。

――飲食店となると一般の家庭とは違って、油汚れとかもすごかったと思うんですが。

もう「すごい!」の一言です。何年の積み重ねかわからないぐらい分厚い油汚れがたくさんあったり、部屋のヤニ汚れだとか。ただ、プロである僕たちとしては、逆にやりやすいというか、やりがいがある現場になりますね。汚れが目に見えてわかるので。
スッゴイ汚れてるところって、汚れがわかりやすいので、プロから見ると逆に簡単だったりもするんですよ。洗剤も何を使ったら良いか判断しやすいので、つかうのは3種類ぐらいです。ほとんどの汚れは、それで落とせますね。
逆に、お風呂場など5〜7種類の汚れがあるところは、それぐらいの数の洗剤使和なければいけないので大変なんです。飲食店の場合は、すごく汚く見えていても汚れの種類は少ないので、実はすごく簡単なんです。

――花門さんは、歴史のぶんだけ汚れが積もっていたと思うんですけれども。

マンスールさんと話してみて、その気さくさとか、人柄にすごく惚れたんですよね。打ち合わせの段階で、期待されているのが感じられたので、今回始めた革命割っていいなと手応えが感じられました。そういう期待をさらに超えるというか、いい意味で裏切って、想像以上のキレイで驚かせるのが、この仕事の醍醐味なので。

――今回、掃除をしてみてやりがいがあった部分はどこですか?

ズバリ!換気扇じゃないでしょうか。あの換気扇を見て、久しぶりにすごいレベルだなと思いました(笑)。
積み重なった油の汚れで換気扇のプロペラがすごい重くなっていて、換気力がほぼない状況で。換気扇が空気をキレイに吸ってくれれば、あそこまで周りがベタつくことはないと思います。だから、常に換気扇に注意して掃除するだけで、日頃の掃除は楽になるはずなんです。

――参加されたスタッフさんは充実感で満たされていましたね。

そうですね。これぐらい汚れていると、キレイになったときに相手がめちゃくちゃ喜ぶのは確定なので。キレイゴトじゃなくて、キレイにするのって、気持ちいいですよ。

――日本中で頑張る飲食店へお掃除のアドバイスはありますか?

掃除は、やっぱり毎日することですね。これはいつも言うことなんですけど(笑)。
ある程度の汚れが溜まってしまうと、どんな洗剤を使っても、簡単な掃除でキレイになることはないです。だから、毎日ちょっとでも拭いてあげる。どうしても立ち向かえない、掃除の時間が取れないというときは、私たちおそうじ革命に、なんなりとご相談ください。

――花門さんへエールをください。

こんな時代でも元気に営業して欲しいですね。さっき、外で部品を洗ったりしていると、何名もの通行人の方に「閉まっちゃうの?」「移転しちゃうの?」って、心配する声をかけていただいたんですよ。「掃除してるだけですよ」って伝えたら、「ヨカッタって」安心されていたみたいで。それだけ見ても、すごく愛されてるお店ってわかるじゃないですか。
あと、もっともっとお客さんを驚かせようと、全品400円にしながらデカ盛りに挑戦していく姿勢が、僕らと似てるって勝手に思ってますね。(笑)僕らも、普通に掃除して、普通にただ喜んでもらうっていうよりは、やっぱり信じられないほどキレイにして、「すごい! 嘘でしょ!?」って、びっくりさせるのが、快感だったりするので。

――最後に、今後「毎月やります!革命割」に応募してきてほしい人たちにメッセージをください

この先も、手を変え品を変え、精一杯やっていきます。気軽にご応募してみてください!

→革命割の募集アドレスはコチラ https://forms.gle/yAfytQ4ndhStyWTT9

Interview ②
花門 店主 コルドバッチェ・マンスールさん

――キレイになったお店はどうですか?

掃除するだけで店が明るくなりましたね。なんか自分のお店じゃないみたいな感じでソワソワするね(笑)。こんなキレイになると思いませんでした。やっぱり掃除するもんだね。
まずドアを開けて床が輝いていたことに驚きました。そして、換気扇!今までは、あんまりにも音がうるさくて、お客様の会話が聞こえなかったんですね。実は、換気扇は、もう諦めていたんですよ。本当に。私の力じゃ掃除できないので。だから、そろそろ換気扇を買い変えなくちゃいけないのかなと、ずっと思っていたんですよ。そうしたら、めちゃくちゃ静かになって、ダクトの中までピカピカになっていてビックリ! 私、感動しました(笑)。
掃除をすると、こんなに変わるもんなんだなぁって実感しました。生まれ変わったような感じで、本当にもう感謝いっぱいですね。私がこんな嬉しくなってるぐらいですから、いつも来てくれているお客さんもみんな喜ぶと思いますよ。

――お店を切り盛りしながらの掃除は、やっぱり大変ですか?

普段は、床を掃いたりテーブルを拭いたりしますが、換気扇などはなかなか手がつけられなかったですね。大まかなところしかない手が回らないんですよ。やっぱり、料理の仕込みや買い物の時間、営業時間と自分たちが寝る時間も入れると、なかなかね、大掃除ができなかったんですよ。

――日頃の掃除の大切さって感じましたか?

掃除はやっぱり大事ですよね。でも、私達はもう本当に時間との闘いなんで、ちょっとでも時間が取れたら体を休めることの方が大事なんですよ。掃除は明日でいい、明日やろうと思っていたら、30年になるんですよね。どんなお店行っても、まず換気扇やダクトの中を見れば、どれだけ忙しかったのかどんだけ大変だったのかがわかります。暇だったら、換気扇に汚れはないと思います。やっぱり忙しくなるとその分、自分たちも忙しくなるから手が回らないんですよ。そのときにやっぱり業者さんにお願いした方が、いいと思います。プロの力は違いますからね。

――マンスールさんにとって、大盛りに対するこだわりはどういうところから来ているんですか?

開店したときに抱いていた夢はほとんど叶えられていないし、奥さんや家族にも迷惑かけてると思うけど、みんな「わぁっ!」と喜んでくれるんですよ。その笑顔を見るたびにサイコロステーキを注文した妊婦さんのことを思い出すんです。そうすると全部苦労が飛んでいくんです。いつか車買えるでしょ、いつか家も買えるでしょって、夢は将来に残しているんです。実は、あの妊婦さん、その後に元気な男の子を産んだんですよ。そしてその子はうちの子供と同級生になって、よく店の前を通っているんですよ(笑)。だからこのスタイルは変えられない。
お客さんが喜んでくれる顔が嬉しくて30年やってきて、人生こんないいこともあるし、皆さんには助けられたこともたくさんたくさんあるので、もう感謝の気持ちで精一杯です。だから、できる限りおもてなししたいんですよね。

――お客さんの笑顔が、原動力になっていらっしゃるんですね。

そうですね。今日もそうだと思います。こんなにキレイになった店を見たときの私の感動は、本当に朝早くから掃除してくれた、スタッフさんたちのご苦労があったからこそなんです。
あぁ、ヨカッタなっていうお客様の笑顔は、やっぱり提供してくれた人にも、気持ちが伝わっていい気持ちになると思うんです。だから、本当にお客さんの笑顔を見たくてデカ盛りをやってるだけなんです。今は、どんなことも先が見えない時代になっているじゃないですか。でも、毎日の笑顔が、私の全てになってるんですよ。

――全国の同業の飲食店の方にメッセージをください。

掃除する暇はないほど忙しいなら、こういう素敵な会社があるんで、ぜひ掃除をお願いしてみてください。スタッフの方もみんないい人たちで一生懸命やってくれ、短時間でお店がすごく変わります。私は、感動しすぎて困っているぐらいです(笑)。私は正直、諦めてました。汚れは絶対取れないだろうなと。何回もね、やろうと思うんだけど、なんかもう手つけられないから嫌になっちゃって。やっぱり自分よりプロに頼んだ方が、とってもキレイになると思います。私と同じ感動をぜひ体験してください。

――マンスールさんにとって、今回の掃除で革命は起きましたか?

もちろん!ドアを開けた瞬間に起きました。もう今すぐ開店したいぐらいです(笑)。早く料理作りたいですね。常連さんも喜んでくれますよ。早くお客様の笑顔がまた見たいです。「キレイになったね」って言うお客さんの笑顔を見たいね。
飲食店の皆さんも、このサービスをできる限り利用してほしいんで、間違いなく革命です。革命が起きます!

――ありがとうございました。

■居酒屋 花門
住所:東京都板橋区上板橋3-6-7
電話:03-3935-9222
営業時間:17時~深夜1時
定休日:毎週火曜日

※マンスールさん ラジオ出演情報
●NHKラジオ深夜便:2022年2月16日 深夜28時(2月17日 朝4時)
●西室真希の旅するクローゼット:Spotifyにて2022年2月1日午後より配信予定
https://open.spotify.com/show/6YBMrjynl46cfrArOB0fug?si=ATP4n9-WSTiVCiNIpayn5A

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?