現実を突き付けられ、他人事から自分事になった
小学校から高校生までなんとなく過ごしてきた。それなりになんなくこなしてしまう系の人間だった。大きな失敗をしてこなかった。
だからこそ、ニュースで見るような大きな出来事は自分には降りかからないだろう…と、とんでもないほど他人事だった。災害や凶悪事件などを見ても次の日には忘れていただろう。
そんな僕が、世の中の出来事を他人事から自分事に見るようになったきっかけがある。
それは、大学受験に落ちに落ちまくった経験だ。
今となっては落ちまくった結果、現在の大学に来れてよかったと思うが、当時は相当落ち込んだものだ。
それまで特に勉強に関してはそこそこできた僕が、まさか大学にこんなに落ちるものだとは思わなかった。1大学くらいは受かるものだと思っていた。自分が危機的状況に陥るなんて想像もしてなかった。
他人事だと思っていた大失敗が自分事になった。
これをきっかけにニュースを見ていると、「もし自分も同じ目にあったら…」とか「自分が同じような立場だったら…」と考えるようになってしまった。
僕は大学に入ってから現在まで、環境イベントの実行委員をしている。
この活動をするきっかけは自分事に物事を捉えられるようになった時、高校時代に課外活動で排気ガスや地球温暖化のことを学んだことを思いだし、1番他人事にしてしまいそうだったからだった。
環境のことは、学校の授業でもニュースでも取り上げられるけど、地球規模の問題で自分事には捉えにくい。
そんな僕の現在の目標は
「現実を伝えて他人事を自分事に思える人を少しでも増やすこと」
最近は、幅広く現実の出来事を報道する・伝えられる新聞社で働きたいと思っていたりする。
他人事から自分事に物事を考えられるようになったことで、情報に出会ったときただ眺めているのではなく、少しでも考えるようになってよかったです。
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