映画「砂と霧の家」感想
ある家をめぐって起こる
ひとりの女性と
ひとつの家族との物語です。
わたくし的解釈で要約すると、
メンヘラ女が巻き起こす
負の連鎖、悲しき犠牲となる
異邦人の家族たち。
っと言った感じです。
あらすじ・解説
みどころ・ポイントについて
魔性の美しさジェニファーコネリー
吸い込まれそうになるような
魅力的な瞳…。魔性が宿っているのか?
あんな目で見られたら
世の男性諸君はイチコロになるはず。
そんな危うい美しさを武器に
物語りでも、ひとりの保安官は
盲目的な彼女の虜になります。
「分かるわぁー!」っと
心の叫びw
御年52歳となるジェニファーコネリーですが、
トップガンマーヴェリックの時も美貌は健在!
今作の時は、33歳あたりですかね?
美しさに震えます笑笑
悲しき異邦人の家族
今作はジェニファーコネリー役の
家を売られた悲しい女性と、
誤って家を購入する事ができてしまった
異邦人の家族という
二つの悲劇がテーマになっています。
…が、
わたくしの意見としては
圧倒的に異邦人の家族たちが
悲劇に見舞われる被害者です。
女性の方は、手続きをおろそかにして
家を手放すハメになったにも関わらず、
異邦人の家族は、
正式な手順を組んで家を購入。
なのに、女性から
「あの家を返して!」っと
何度も訴えられる始末…。
異邦人の家族は、
元々イラクで地位の高い軍人であったが、
内戦で国を追われて、アメリカにたどり着く。
家族のためにプライドも捨て、
肉体労働や仕事の掛け持ちなど
とにかく一生懸命頑張っていた!
そこでたまたま条件の良い
家を見つけて
「これでイラクの頃のような生活に戻れる」
っと、ようやく希望が見えてきたのです。
イラク人の旦那役を
ベン・キングスレーが熱演。
イギリスの俳優なのですが
自然な感じがしましたね。
独特の顔立ちのせいかな?
他にもガンジー役(インド人)なども
やられたり、
人種の壁を越えて演じられる
スゴイ俳優さんですね!
物語の冒頭から終わりまで、
女性の行動にイライラ・・
逆にイラク人家族は
なんて健気で優しい人達なんだっと
思いました泣
そこから、
ふたつの間だけのトラブルだけじゃなくなり、
女性(ジェニファーコネリー)に
ゾッコンになってしまった
ひとりの保安官の行動が
更なる悲惨な悲劇を引き起こす事になります。
あまりの理不尽な展開に涙が溢れました…。
以上となります。
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