香水作り
「今の自分自身を、真空保存する。」
そんな感覚で香水作り。
あのね、26歳の「今」を、永遠にしたいと思ったんだ。
喪失感と、どうしようもなさと、悲しみと、憂鬱さが混じった、26歳の、ナウをね。
それに価値を感じたから、ちょっと高かったけど、やってみたよ。
好きな服装、パンツ派かスカート派か、好きな果物、、、さまざまな質問が記載されたアンケートに答えて、星座や名前を伝えて、それから口頭でも質問答えて、香りの好みを左から順番にならべて。
「今の自分自身」が反映された香りが、出来上がったよ。
香水を調合してくれたお姉さん曰く、
香りのベースは、シャボン、ハニー、ムスクのさわやかな香りだそうで、
そのつぎにローズ、スズランなどのグリーンフローラルな香り、
最後にキンモクセイなどのオリエンタルな香りに移り変わるらしい。
香りの変化は、自分自身の変化だそうです。
洗練された大人の女性をイメージしたそうです。
それで、実際に、出来上がったものを嗅いでみて思ったのはね。
「もっと、大人な香りがして欲しかった」
ということです。
仕方がないです、まだ私はそこまでに至ってないということを、認めよう。
この夏、エモな時間をこの香りと過ごしたよ。
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