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コワーキングスペースの運営に携わってきて、迷い続けているいくつかのこと。
ほぼ1年ぶりにコワーキングスペースについて書きたいと思います。この記事は「コワーキングスペース運営者たちの Advent Calendar 2019」の記事として書いています。
1年前、コワーキングスペース運営者限定アドベントカレンダー2018の記事として、ばかみたいに長い文章を書きました。千葉県柏市にあるコワーキングスペース「KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)」の運営をしながら5年以
コワーキングスペースのコミュニティ運営について考える[リミックス完全盤]
こんにちは!KOILの大須賀です。
この記事はコワーキングスペース運営者限定アドベントカレンダー Advent Calendar 2018の7日目の記事として書いています。山田雅俊さんの昨日の記事「マチノテはなぜコワーキングスペースと謳わないのか。地方ならではのサードプレイス」からバトンを受け継ぎました。
僕はこの秋、noteで「みんなが果実を得ることができるコワーキングスペースのコミュニティ創
毎日がロールプレイング。
[コワーキングスペースのコミュニティ運営について考える:第8回]
前回、「繋ぐ」よりも「多くの繋がりが自然に生まれる環境を創る」ことこそが必要、という話をしました。で、その最後に、それってどうすればいいのか難しいですよね今後は悩みながら書いていきます、というようなことを言ったんですけど、いやいや、実は確信していることはあるし、それはシンプルな話だと思い直したので、前回原稿の最後ブロックを修正の上
鼠算的に増えるパンダ、への挑戦。
[コワーキングスペースのコミュニティ運営について考える:第7回]
さて。
「交流の無いコワーキングスペースはただのスペース」とは、この記事を書き始めるきっかけを創ってくれた、僕の心の友であり師匠であり時に共に現場を戦う仲間であり、かつなんとKOIL会員でもあるコワーキング業界の重鎮、遅野井宏さんの至言ですが、そのコワーキングスペースが利用者のビジネスを伸ばしていく場を標榜するのであれば、交流をベ
FAQ、または遅すぎる「はじめに」。
[コワーキングスペースのコミュニティ運営について考える:第6回]
さて、コミュニティ運営者が人と人とを「繋ぐ」とはどういうことか、どうあるべきか。
ということを考えていきたいのですが、その前に今回は一回番外編を挟みたいと思います。というのは、このささやかな記事、おかげさまで同じ場所や似た場所にいらっしゃる皆さんから多くの反響をいただいていてとても嬉しいんですが、いただいたご質問やご意見の中に、
お湯が沸いてから材料を入れます。
[コワーキングスペースのコミュニティ運営について考える:第5回]
20年くらい前、僕は広告系印刷物の制作をメインの仕事にしていました。その頃はいくつかの複雑な事情が絡んで、あまりお行儀の良くないクライアントの仕事もしていました。折込チラシのデザインを持っていくと、オールバックで真っ白いスーツを着た役員様に「兄ちゃんさー、もうちっと何て言うのかなぁ、かっちょいいデザイン持って来いよ」と、提案したデ
If You Need Somebody Set Them Free
[コワーキングスペースのコミュニティ運営について考える:第4回]
コミュニティとは1つの大きな繋がりではなく、複数のつながりの重なりで、その濃さには斑(ムラ)があっていい。参加意欲のない人に声をかけたり手を引っ張ったりする必要なんかない。そういう人がある日ふと周りの人と話すことがあれば、それこそ「弱い紐帯の強さ」で、セレンディピティの源泉だ、というのが前回の話でした。
さて、そうは言っても、コ
手塗りだから、ムラが味です。
[コワーキングスペースのコミュニティ運営について考える:第3回]
最初に前回書ききれなかった話を。先日行われたワーク スタイリングEXPOでリクルートの方が言っていたんですが、リクルートさんでは社内にさまざまな部活動があり、部門や立場を超えて同じ興味を持つ人が集まっているそうです。その活動には一つだけルールがあって、それは、「役職者は部活動のトップにはなれない」というもの。部活動リーダーの若手
あんたはエラいっておまえが言うな。
[コワーキングスペースのコミュニティ運営について考える:第2回]
KOILでコミュニティを一緒に作ってきた仲間の会員さんから、前回の記事はコミュニティをディスり過ぎではないか、とご心配いただきました。そこで慌ててあらためて表明しておきますが、私自身もその中の人としてKOILの会員さんたちを見ていると、コワーキングスペースにおけるコミュニティは本当に素晴らしいなぁと思います。こんなにやりがいのある
コミュニティってウザい。
[コワーキングスペースのコミュニティ運営について考える:第1回]
僕は、千葉県柏市にある「柏の葉キャンパス」駅前のコワーキング施設『KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)』の立ち上げ・運営をお手伝いしてきて、今はコミュニティ・マネージャーとしても活動しています。
オープンから4年半ほど経ちました。
当時も今もほぼ類例のない「郊外住宅地型大規模コワーキングスペース」を手探りで運営してきた