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【入院10日目】2023年3月9日(木) 「左膝内側半月板損傷、左膝骨壞死、左変形性膝関節症」手術日記

浮腫(むくみ)のチェック

3月8日(水)
3月9日(木)

昨晩は痛み以外の原因で眠れなかった。大部屋で運悪く昨日入院してきた人の「いびき」が気になってしまったからだ。

( いびき対策① )

耳栓も効き目なし。ググッたところ

「ホワイトノイズ」

なるものを発見・・・これはすべての周波数成分が同じ強度で、ランダムに混在していて無音とも言える一定の音が聞こえてくるものです。

( ホワイトノイズを使用する際のポイン )

・ホワイトノイズ自体が騒音になってしまわないよう、40dB以下の音量で使用する。

・タイマーをセットし、入眠後に自動でオフできるように設定するなど、使用時間を制限する。

消し去れない突発的な騒音がある寝室環境において、入眠に役立つかもしれないホワイトノイズですが、必ずしも全員にその効果は約束されているわけでは無いとのこと。

・ホワイトノイズの効果は個人差以外に、環境によっても変わる可能性があるため、自身の睡眠環境においてホワイトノイズが役立つかどうか、まずは試すところから始めてみてはいかがでしょうか。

(担当主治医の朝の診察)

昨晩で処方されていた痛み止めがなくなってから8時間が経つ。まだ痛みがあるようだ。左膝のお皿付近と傷口が痛む。

トレーナーの話しによるとその場所は新しい所が痛むとゆうことはその分可動範囲が拡がっているためで喜ばしい事らしい。

朝イチの担当主治医の先生が見えて傷口を確認。

「明日からお風呂OKです。でもゴシゴシしないでね」

まっ、ゴシゴシはさすがに怖くてできないよね。でも良い方向に進んでるのは喜ばしいことだ。

○リハビリ(午前)


①膝上下運動

②膝の曲げ伸ばし

③マッサージ

④ヒップトラスト

※臀筋(でんきん)を必ず意識して行う

⑤足の上げ下げ運動

・腸腰筋(ちょうようきん)を意識して左右交互に行なう。

・足上げ角度はベッドから45〜60度

・上げたら数秒止めゆっくり下げる

⑥ベッドの端に座り足の裏の外側から踵(かかと)意識して足を滑らせるように引いてくる。

・縦荷重はまだ禁止

○リハビリ(午後)

松葉杖の調整と使い方の説明

(藤本整形外科循環器内科クリニック引用)

・松葉杖各部の名称

・松葉杖の基本


使い方・調節のポイント

・プッシュアップする最低限の上肢筋力が必要
(手で握り手を下方に押しつけて体重を支える力)

・ 握り手高さは大転子もしくは橈骨茎(とうこつけい)状突起に合わす

・握り手の高さは身長のおおよそ77%

・ 立位で肘軽度屈曲位(30度程度)となり、腋窩(えきか)部分は5cm程度の隙間があり腋高を圧迫しない長さに

・ 枝先は足先より前外側に15〜20cm程度距離をあけた位置につく

(良い例)

・実際には立った状態で長さの調整をしていきます。

・腋窩部(えきかぶ)には神経や血管が通っているので腋窩あてが直接、腋窩部に当たらないように注意をしなければいけません。

・杖先は前外側に20cm程度の位置に置きます。

・前方から見て「ハの字」になると安定した状態となります。

・握り手の高さは肘関節が少し曲がる程度(30度程度)が良いとされてい。

(悪い例)

・良くない例では腋窩(えきか)部分にもたれかかって体重を受けてしまうことです。

・神経、血管のある腋窩部を圧迫してしまい痛みや痺れを生じる危険があります。

・立った時に背中が丸くなってしまうとうまくバランスもとれず危険です。

・同様に杖先ゴムが体に近い位置にあるとバランスを崩したときにリカバリーできません。

(完全免荷時の歩行)

・上の写真は長さを調節した後、良い姿勢を保った完全免荷での歩行です。

・大切な部分は握り手部分をしっかり下に押し付けて体重を支えることです。

・この時に腋窩部分で支えると体が丸くなってしまいバランスをとりにくいです。

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