三国志聖地巡礼1 北京 ジュオ州影視城
中国のテレビドラマでの三国志といっても数多くありすぎて、どのドラマかハッキリしないが、かなり古い方のドラマかと思われ。その撮影跡地が残っているとの事で、取材がてら行ってきました。
北京郊外、車で2時間半くらいだったかの距離です。高速道路を下りてガタガタの道を通り、しばらく行くと側面に壁が、、、
イメージで言うとこち亀の中川邸のような延々と続く壁! 東京ドーム12個分以上はあろうかという敷地内にドラマのセットがありました。
い、いや、石で作られたしっかりした建造物。つか本物といってもいいくらいの出来!(^◇^;)
それぞれの門と門はかなりの距離があり、地域ごとの特色も出している。なにせここには魏、呉、蜀の3つの町並みも再現!
え、えーっと、、もうちょっと大事に整備した方がいいような。これだけのセットが雨ざらし状態で、中は床が抜け落ちそうな感じ。こんないい三国志の聖地として観光客も呼べるだろうに、お客はほぼ皆無!もったいないもったいない。
屋根に草生えてるよぉ、、、もったいないもったいない(^◇^;)
あ、飾りは発泡スチロールだったのね。もったいないもったいない(^◇^;)
入り口にこのセット跡地のマップ看板があったので、これを見ながら順番に回っていたが、とにかく広すぎて時間がどんどん過ぎていき、あっという間に夕刻に。
とにかく陽の出ているうちに銅雀台の写真は絶対に撮りたいと、先を急ぐ。しかし遠い! この図面からしてすぐ近くにありそうに思えるが、、
あった。しかしこの画像だと、この建物の大きさが伝わりにくい。
ちょい近くに寄ってみた。門のところに井闌車らしきものがありますな。
係りの人がいないから乗り放題w。もちろんギシギシとすぐにでも板が割れて落ちそうな(^◇^;)。
ああ!いかん!陽が傾きまくって逆光になっちまう!!
この屋根にあるのが銅の雀w このズスメの像が掘り起こされたので、曹操がその地にこのような建物を建てて銅雀台とし、ここで詩を作ったという。もちろん銅雀台の中も入れます。超危険な落とし穴がいっぱいw
反対側へ出ました。この階段を下りて振り返ると、、、
最終目的地、銅雀台!!!!!!
いやぁ、、、見事に誰もないからいい写真が撮れたw このデブのおっさんは気にするな。
また果てしない道を戻り、入り口の所でトイレに入ろうとしたら、、鍵がかかってる!!やむをえず同行者と一緒にトイレの建物の裏の空き地で立ちションw こういう開放感ってすごい久しぶりだーーと思った次の瞬間、地雷原に踏み込んでいたのに気がつく!!!(^◇^;)
思っている事はみんな同じで鍵がかかってる場合はここで、、。しかも大まであちこちにありやがる!!
う、うわぁ、、、。と慎重に足の踏み場に気をつけながら脱出。
出口の所にも係員の姿はなし。、、、帰っちゃった?(^◇^;) え、えーーっとこれだけのお宝聖地をまったく無防備で放置したまま??
と、とにもかくにも駐車場に戻ると、私たちが乗ってきたタクシー1台だけ。超穴場スポットは間違いない!
北京市内に戻ってからは焼き餃子で乾杯。中国は水餃子が主流だけど、ちゃんと焼き餃子もあります。
美味w
漫画家志望者に向けた厳しい言葉を投げつけまくる内容のコラムが多いですが、厳しいプロの世界だからこそ甘い言葉は言いません。よかったら是非サポートお願いします。