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生まれてはじめてヒロトとマーシーをこの目で見た!〜 ザ・クロマニヨンズ「MOUNTAIN BANANA」ツアー 2023


4ピース・バンド!

4人だけのロック、まさに「原初」の「衝動」そのもの!

だから、グループ名が「ザ・クロマニヨンズ」(原人) なのか!

久しく「ロック」のコンサートには足を運んでいないので、この「ロック」の魅力、まさにそのものを体にぶち込まれた感じ!


言葉にできないけれど、言葉にならないことを言葉にするんだ。

—— そんな気持ちで、このブログを書いています。


※ 以下、曲目やMCに触れています。
ご注意を。

(あなたの今だ!ってタイミングで読んでね♪ )



前半、「ランラン」の歌詞にくらった。

「夜明け前の公園で 世界はしょうじきだった」

(作詞作曲:真島昌利)


今年2023年の1月に発売したばかり、16枚目のアルバム『MOUNTAIN BANANA』から、その曲順をそのままに披露していくスタイル。


もう(ブルハ以降の3つ目のバンドとしての)「核(コア) 」「そのもの」「まっさら」「深くてシンプルなもの」を届けるこのロックバンドの魅力は、音源を通してなら知ってはいるつもりなので、その「今」、つまりロックを初めて「生」で浴びれる喜びに心酔した!

1曲目直前のヒロトによる「オッケー、ロックンロール!!」、完全にスイッチがONになったよ。

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【メンバー】

ザ・クロマニヨンズは 2006年に「出現」

甲本ヒロトVo.  
真島昌利 G. 
小林勝B.
桐田勝治 Dr.



・ベース:小林勝 (コビー)

ベーシストは常にシックでかっこいい(自論)。
カールコード(巻き巻きのやつ) 、脚の開き具合、
「サボりたい」ラストの太いあの音!


・ドラムス:桐田勝治 (カツジ)

タイトで前傾姿勢、安心して任せられ…どころか「ゆだねられる」的確なドラミング!


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ボーカルが観客に向かって「歌を届けている」とき、 他の三人 = ベースとギターがドラムスに目を向けて「合わせる」その視線と姿が、なにより「バンドだな」と感じた。


「感電」したんだ!!



セトリは、A面 (毎回CDだけでなくレコードも出しているのだ、クロマニヨンズは!) 最後の「一反木綿」へ。

この曲のテーマもパフォーマンスも、サイコーにすてき!
このホールの高い天井までの広い空間に、あの「有名な妖怪」が自由にたゆたっているのを感じた。



【MC (ヒロト) 】

ローリング・ストーンズのアルバム『スティッキー・フィンガーズ』を買った子どもの頃の話。
A面とB面を間違えてかけて、長い間(このカッコイイ曲) 「Bitch」をずーっと「Brown Sugar」だと思い込んでた、とのこと(笑)

「 (曲順が) CDと同じにならないように、『なにか』をやります

って言い方もおしゃれ!
(つまり、ファンの皆さんには、お馴染みのライブ定番曲をやるよ♪ ってことかな?)

※画像は別日のもの


下手(シモテ =左側) の袖からの照明がバチバチにかっこよかった!
あんなライティング手法があるんだ!
真横から、たった4人のシルエットが「美しくモノクロに見える」の!

演奏もバツグン!
曲は「スピードとナイフ」だったかな?

(あ、違ってたらやさしくコメントください、初心者なのです(*_ _)人ゴメン )


「にゃかにゃかぶん♪」の曲も、ヒロトの「左手の動き」がかわいいの!

「ナンバーワン野郎」にも喰らった! お客さん全員が「ナンバーワン」になった気がして! (いや、きっとそうなんだ!)


「ごくつぶし」
 泣いた………。

こんな力を与えてくれることばと演奏、あるだろうか?

「♪タンスの厄介者」   「ああ 生まれてよかった♪ 」

最新アルバムのリード曲「イノチノマーチ」にもきっと繋がる。

ハッキリ言うのは野暮だけど書いとこう。「生命讃歌」。


同じくヒロト作の「もうすぐだぞ! 野犬!」。
「食われるなら 構わないぜ」もその反転。


そして
ああああああああああ マーシー かっけーー!!

(※お誕生日が近かったらしく… ご年齢をたまたま見かけて目ん玉飛び出た!)

奏でるサウンドは言うまでもないが、その所作すべてがサマになってカッコ良さが無限大!

ピックを外にハネる右手首のすばやい動き、
絡まりそうになるギターコードをさりげに片足で外向きにハネるそのサマ、
ずーーーっと見惚れてた!!

そうそう、ギターストラップに「バッジが2つ」付いてたの!何のバッジだったのかな?

んで、真島昌利をずーっと見てたら、ヒロトがいつのまにか上半身 裸になってた!(気づかなかったの笑うw )

( ※アンコール後かなあ、マーシーも半裸になってたぜ!)

上手 (カミテ、右側) ステージ ギリまでソロのとき前に出てきて客にアピっててシビれた!(のを二階席から見てた☆)


所作といえば何かの曲で、
ヒロトが長ーいマイクコードを歌いながら巻き取ってて…… いわば「整理」していて、
次曲までの間にスタッフさんがステージ上のコードをさばいてた。

その言葉を交わさない「阿吽の呼吸」にも、あらためて感心した! (ロックンロールはバンドメンバーだけじゃなく作られるんだ、って発見!)

(ベースの小林さんが、ギター交換スタッフさんと笑顔&ひとことコミニケーションとってた一瞬もマジでラブリー!)


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【セット/ステージ構成】

まじでむき出し!
(この会場何度も来ているが、本当の奥、構造を初知り!)
きゅっとしまったバンドセット、移動式の2つのバナナのようなあれ。


新作アルバムの時は、真四角の幕が降りてきたのはシンプル、わかりやすい!

メンバー全員グッズのタオル掲げるたぶん恒例のヤツ。

ヒロト「細長いものならなんでもえーよー」の優しさ(笑)

「・・・粗品。」

「(見せながら)・・・ティッシュ。」

客「笑笑」

🤣


そういえば、確実な音程と芯と熱量のこもったボーカルはもちろんのこと、
ヒロトのブルースハープの腕前よ!

あんな音どうやったら鳴らせるの?

ハープとスタンドマイク同時に使いこなしてこその「ロック・ボーカリスト」だよね! ほれぼれ!!


「さぼりたい」(わかる!) からの「心配停止ブギウギ」には、グッときた!

(なんだか「共感」が突っ走ってるな、このブログ (笑) 。きっとちゃんと 〝 受け取れてる 〟んだろーな、きっと!)

ヒロトMC「これだけやって…(も)… 新曲ちょっとキンチョーするんです」的なこと言ってて。

(ツアーはまだ前半、すべてのロックバンドもきっとそうなんだろうな)

( 70歳の「アルチザン」川´3`)も、ローリング・ストーンズですらツアーの際は「小さい箱」から初めて「ライブ勘」を取り戻す、ってエピソードをラジオで言ってたー )


……んで、新作披露を終えて、のびのびとロケンロー!!

もう何度も浴びてるだろう。 (うらやましい!) 常連さんの熱量も、さらに上がる!

「タリホー」の会場全体の熱量のすごさ!

「クロマニヨン・ストンプ」  くぅ〜〜〜!


ステージ上の四人の奏でる、いや叩きつけるライブ・パフォーマンスに極上の・・・なに?・・・なんて言えばいいの?・・・ そう、つまり、極上の「魂」極上の「炎」を受け取った夜だった。


ヒロトのMC「(客席眺めて)……全員は覚えきれんなぁ…でも、ここにいる全員の・・・」的な(?)思いのこもったことばも、

マーシーの「…またね。」のたったひとことも。


「オーライ、ロックンロール!」で始まり、「またね」で(終わらずに)〝 続いてゆく 〟。


わたしの「はじめてのヒロトとマーシー」はこのザ・クロマニヨンズ。

ほんとうにサイコーーだった。




・「マスク着用なら声出しOK」の日だったらしい! 客席のどよめきとライブ中の熱量すごかった!
なんかラッキーだったのかも♪ ♪

・(前説の法被の人の「五つの約束」もわかりやすかった)

・物販:15:45〜開始だった

・客層・年齢・性別すっごい幅広い!

・さかなクン帽子かぶったお客さんも (NHK番組のテーマ& ヒロト共演かな♪ )

・radikoで聴いた α-station (FM京都) のヒロトがゲストの番組よかった!
 「新作アルバム」=「末っ子」はやっぱりかわいい、って表現よい。

・ラジオといえばFM長崎の「ジャンゴ・バンゴ・デラックス」も聴くといいよ

・マーシーのほうはラジオ番組もってないのかなぁ?




【セットリスト (セトリ) 】

ザ・クロマニヨンズ  ツアー「MOUNTAIN BANANA」 名古屋
@ 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール  (2023.02.19)
|LiveFans

https://www.livefans.jp/events/1475638

ランラン
暴走ジェリーロック
ズボン
カマキリ
でんでんむし
一反木綿

スピードとナイフ
クレーンゲーム
ごくつぶし

イノチノマーチ
ドラゴン
もうすぐだぞ! 野犬!
キングコブラ
さぼりたい
心配停止ブギウギ
ペテン師ロック
エルビス(仮)
紙飛行機
ギリギリガガンガン
ナンバーワン野郎!

【アンコール】
突撃ロック
タリホー
クロマニヨン・ストンプ

【23曲】



🎸 ーーーー 🎸


ああああ マーシー 初の著書『ロックンロール・レコーダー』も入手👍✨




【リンク集】

ナタリー  (ツアー開幕)


クロマニヨンズ公式サイト


ザ・クロマニヨンズの歌詞一覧リスト |歌ネット


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