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大滝瓶太
2020年9月20日 15:10
コロナ禍以降、コロナと創作の関係性のような話題をちらほら聞くのだが、これがとんと苦手ときている。数ヶ月前にあるジジイ作家が「コロナから目を背けられるのはSFか歴史小説くらいで、私は正面からコロナと戦う」云々などいっていたのが視界に入ってひどくうんざりしたものだが、ぼくとしては書くものと現代社会に直接的すぎる繋がりを持ち込みたくない気持ちが強くある。避けがたく存在するものとの戦いかたは、作家の数だ