時を超えて、守りたいもの
はじめに
オレが子どもの頃は、漫画を読もうと思えば、ジャンプを立ち読みしたり、発売日に本屋にいって、単行本を買ったりするしかなかった。コンビニでワンピースを立ち読みしたし、テニスの王子様は全巻購入していた。友達と貸し借りしていたのが、とても懐かしい。エモいってやつかな?(笑)
最近は、もっぱらスマホで漫画を読む。アプリで読むのにいいところは、試しに数話読むことが出来る点だ。もちろん、全てが読めるわけではないが、その漫画の雰囲気をつかむことができる。大概の漫画は正直、無料で読める分だけ読み終わったら、読むのをやめてしまう。しかし、やめることが出来なかった漫画が一つだけある。それが「東京リベンジャーズ」だ。今日はこの漫画の魅力を紹介しよう。
東京リベンジャーズ
あらすじ
ダメフリーター花垣武道は、ある日ニュースを見ていると、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に、中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人が殺されたことを知る。壁の薄いボロアパートに住み、レンタルショップでバイトしながら6歳年下の店長にこき使われる日々。人生のピークは確実に彼女がいた中学時代だけだった……。そんなどん底人生まっただ中のある日、突如12年前へタイムリープ!!恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!!
と、公式サイトにありました(笑)ネタバレしないためにはこんなもんで!(笑)
登場キャラの魅力
この漫画は一言でいえば、ヤンキー漫画。さまざまなチームやキャラクターが出てくる。それら全てが魅力的なので、みんなに感情移入してしまう。敵キャラですらもストーリーをしっかりもっており、嫌いになれない。中でもオレが好きなのはドラケン。マイキーという東京卍會総長を支えるNo.2。とにかく喧嘩が強く、仲間思いな男でありながら、恋には一途。
ストーリーの序盤なら、この人も欠かせない。場地圭介だ。
この男について、詳しく語ってしまうとネタバレが不可避なんだけど…とにかく男気に溢れて、芯の通ったこの男は、この漫画を読んだ人なら、全員好きになるでしょう。
このほかにも武道を支える中学の友達や、圧倒的ヒールの柴大寿、後半戦に登場する明司武臣など、くらい魅力的なキャラがわんさか出てきます。もちろん、ヒロインの橘日向もとても人気があります。この漫画を読めば、絶対に好きなキャラに出会えるからね。
タイムリープの奥深さ
この作品の根幹には「過去に戻る」というタイムリープの概念がある。過去に戻れるというのはさまざまな作品で取り扱われたありふれた内容に感じる。しかし、この作品はそれらとは一線を画す。まず「好きなタイミングにいけるわけではない」ということ。この作品のタイムリープにはルールがあり、行きたいときに行きたい時間に行けるわけではない。この制約が作品を深く、面白く、残酷なものにしていく。やり直しの効かないタイムリープは息を飲む展開に繋がる。
そして、過去に戻っている間も「現在の時が進む」というところも奥深い。過去で一週間過ごすと、現実でも一週間すぎる。この制約も他のタイムリープ作品と全く違う。読んでもらえば、このすごさがわかる。
誰しもが共感できるストーリー
なかには、「私ヤンキー漫画苦手なんだよね」という人がいると思う。ただ、前述の通り、ほんとにたくさんの登場人物がおり、いろいろな背景を抱えている。兄弟の絆や、恋愛模様、複雑な家庭環境や辛い過去。あなたが心に抱えているなにかにも必ず重なる。それに気付いたときには、もうこの漫画が止まらなくなるだろうね。
おわりに
こんなにどっぷりはまった漫画は正直久しぶりで驚いている。もちろん、生徒たちにも読んでる人はたくさんいるし、なんなら職員室でも話題になる。うちの学年の職員の半分は読んでるんちゃうかな?物語も佳境に差し掛かっているので、ここからさらに楽しくなる。まだ間に合うので、是非手に取ってみてほしいな。
それでは、今日も一緒にいい日にしよう。
おまけ(今日のTikTok)
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