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新たな出会いは新たな自分との出会い

24万分の1。

これは人の一生で出会える人の確率の
とある一説だそうだ。

人生で何らかの接点を持つ人が30000人。
学校、仕事などを通じて近い関係になるのが3000人。
親しい会話ができる関係が300人。
友だちと呼べる関係が30人。
親友と呼べるのが3人。

生涯を80年と仮定して
365日×80年=29,200人
1日1人に出会うとしても約3万人。

それでも全体の1パーセントにも満たないのだ。

果たしてこれを多いと感じるのか、少ないと感じるのか。

この数字を元に
いつか最愛の人に出会えたら、と考えたら
僕は柄にもなく
「君と出会えたのは奇跡だ」
なんてむずがゆいセリフを耳元で囁いてしまうかもしれない。
我ながら鳥肌ものだ。

と、捉え方は人それぞれだが
「こうしちゃいられん。」
僕はシンプルにいろんな人に出会いたいと思った。
ひとり旅をするようになった理由のひとつでもある。

いろんな国の人に出会い、いろんな人の考えに触れ
独自に進化を遂げた思考回路を誰かと共有したり、
自身に取り入れ、また次へ行く。

旅を通してだけではなく、これまでに
出会った人、過ごした場所、そこで生まれた価値観。

時には救いの手を差し伸べてくれたり、蹴り落されたり、
愛を持って接してくれたり、泥かけられたりといろんな人がいて、
抱きしめられる温かさ、施しという愛、裏切られる虚しさを知り、
そこで芽生えた感情が今の僕の知識であり身でもある。

いい出会いでも、悪い出会いでも、
新しい出会いは人を成長させる。
本を読んで学ぶのとは違う学びだ。
アンテナを張り巡らせて、ほんの小さな出会いも大切にしてみる。
少し視野を広げて外の世界を見てみる。
意識することで新しい発見があったり、
頭を思いっきりバチコーン!と殴られたような
衝撃を受けることもある。

いろんな出会いの中で
僕に不利益をもたらした畜生でさえ
結果として自分の糧となり、成長するためのステップであったのだと
僕が生きる上できっと不必要な人ではなかったのだと
そう思っている。

「人生は旅だ」
なんてよく聞くけれど、僕は得体のしれない大冒険だと思う。

きっと世界中の誰もが
自分サイズの木の枝を片手に、毎日冒険しているのだ。

新たに始めたnoteを通して、また新たな出会いがあるかもしれない。
そう考えるとワクワクしている自分がここにいるのである。

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