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仕事の悩みは、天の教え

最近、仕事で怒涛の日々が続いている。

業務が山のように降りそそぎ、
デッドラインが次々と迫ってくる。
行きつく暇なく、チーム全体に閉塞感が漂う。

こういう時に限って
部下に頼んだ仕事もうまく進まず、
業務量の多さから不満も噴出。

普段トラブルにならないこともトラブルになり、
クレームも入ってくる…。


いや、むしろこんな状態だからこそ、
負の連鎖が起こっている。


チームにとってキャパオーバー。
部下が発するSOS。

綱渡りのような状態。
リーダーである自分が全てをフォローし、
こなそうと無理をするので、
自分もきつくなってくる。


でも、こう言う時こそ、
いったん立ち止まることが、実はとても大切。

まずは、呼吸を整える。
そして、少し静かな場所、
できれば外の景色が見えるところがいい。
そこへ移って、深呼吸。

心を無にして、深く、長い呼吸をする。
瞑想に近い感覚。

そうすると、ふっと別視点での考えが浮かんできた。

確かに仕事は大切かもしれない。
けれども、実はたかが仕事。
サラリーマンにとっては、飯のタネ。

どんなに大きいと思っている仕事でも、
失敗して、死ぬことはないよね。


そして、次に意識を大切なものに向けてみる。

例えば、家族。
子どもたちの楽しそうな笑顔だったり、
最愛の人の幸せな表情。

自分が心から楽しんでいること、
心が落ち着くこと、
そんな思いに馳せる。

すると、不思議と気持ちが少し穏やかに。



そして、「つらいな」と思っていることを、こう考える。

「天は何を自分に考えさせようとしているか?」


その時、経験しておくべきこと、
これがあったから、今の自分がある。
そういう経験は、得てしてつらく大変な出来事。


第一線で活躍している人が、
人生の転機となった出来事は
実は「つらい経験」だったというのも良く聞く話です。


「知人の死を経験して、人生後悔しない生き方をしようと決意した」

「病気を経験したからこそ、今のままではダメだと心底感じた」

「人が周りから離れていくという経験をして、
   心底根本から変えなければいけないと思った」


渦中にいる時は、本当にきつくて、
なかなかそうは考えられない。

でも、そんな経験を誰しもこなして、
そして今の自分があるはず。


捉え方を変えれば、
自分を変える、
人生を変える貴重な出来事。

人生の経験値と考えて、
第三者視点、もっといえば、
「天から目線」で自分を見る。


そうして、現状を打破する、
きっかけを生み出していく。

「あのつらい経験が、今の自分を作った」
数年後には、そんな言葉を
今の自分にかけてあげる気持ちで。


「天は何を自分に考えさせようとしているか?」
日本一の投資家で、本田晃一さんの師匠、竹田和平さんの言葉。

本田晃一さんの著書「日本一の大投資家から教わった 人生でもっとも大切なこと」

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