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仕事の悩みは、天の教え
最近、仕事で怒涛の日々が続いている。
業務が山のように降りそそぎ、
デッドラインが次々と迫ってくる。
行きつく暇なく、チーム全体に閉塞感が漂う。
こういう時に限って
部下に頼んだ仕事もうまく進まず、
業務量の多さから不満も噴出。
普段トラブルにならないこともトラブルになり、
クレームも入ってくる…。
いや、むしろこんな状態だからこそ、
負の連鎖が起こっている。
チームにとってキャパオーバー。
部下が発するSOS。
綱渡りのような状態。
リーダーである自分が全てをフォローし、
こなそうと無理をするので、
自分もきつくなってくる。
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でも、こう言う時こそ、
いったん立ち止まることが、実はとても大切。
まずは、呼吸を整える。
そして、少し静かな場所、
できれば外の景色が見えるところがいい。
そこへ移って、深呼吸。
心を無にして、深く、長い呼吸をする。
瞑想に近い感覚。
そうすると、ふっと別視点での考えが浮かんできた。
確かに仕事は大切かもしれない。
けれども、実はたかが仕事。
サラリーマンにとっては、飯のタネ。
どんなに大きいと思っている仕事でも、
失敗して、死ぬことはないよね。
そして、次に意識を大切なものに向けてみる。
例えば、家族。
子どもたちの楽しそうな笑顔だったり、
最愛の人の幸せな表情。
自分が心から楽しんでいること、
心が落ち着くこと、
そんな思いに馳せる。
すると、不思議と気持ちが少し穏やかに。
![](https://assets.st-note.com/img/1716030654918-uM9yar3bKV.jpg?width=1200)
そして、「つらいな」と思っていることを、こう考える。
「天は何を自分に考えさせようとしているか?」
その時、経験しておくべきこと、
これがあったから、今の自分がある。
そういう経験は、得てしてつらく大変な出来事。
第一線で活躍している人が、
人生の転機となった出来事は
実は「つらい経験」だったというのも良く聞く話です。
「知人の死を経験して、人生後悔しない生き方をしようと決意した」
「病気を経験したからこそ、今のままではダメだと心底感じた」
「人が周りから離れていくという経験をして、
心底根本から変えなければいけないと思った」
渦中にいる時は、本当にきつくて、
なかなかそうは考えられない。
でも、そんな経験を誰しもこなして、
そして今の自分があるはず。
捉え方を変えれば、
自分を変える、
人生を変える貴重な出来事。
人生の経験値と考えて、
第三者視点、もっといえば、
「天から目線」で自分を見る。
そうして、現状を打破する、
きっかけを生み出していく。
「あのつらい経験が、今の自分を作った」
数年後には、そんな言葉を
今の自分にかけてあげる気持ちで。
「天は何を自分に考えさせようとしているか?」
日本一の投資家で、本田晃一さんの師匠、竹田和平さんの言葉。
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