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【銭湯巡り】♨︎和モダン風呂がなんともかっこいい第一金乗湯 #板橋区

#東京ゆめぐり日記
上板橋駅から徒歩15分。
商店街を抜け、住宅街をぐいぐい進むと、
大きな煙突が見えてくる。
そびえ立つ煙突には、「第一金乗湯」の文字。
さらに近づいていくと、鮮やかな黄色の暖簾が
かけられた洒脱な建物が姿を表す。

2013年にリニューアルされたこちらの銭湯は、
外観・内装ともにとにかく洒落ている。
リノベーション銭湯といったところが正しいかも。

番台に置かれた色とりどりの
ご当地サイダーに目を奪われつつ、
料金を支払い、暖簾をくぐる。

服を脱ぎながら、ふと上を見上げると
そこにはじんわりとした光を放つ飾り電灯。
世間話に花を咲かせているおじちゃん達の楽しげな声をBGMに、身支度を済ませる。

浴室に入ると、まず感じるのは
ライティングのセンスの良さ。
穏やかであたたかくって…
日本文化の中に溶け込んだモダンな装いに
惚れ惚れしてしまう。

浴槽はジェットバスから電気風呂まで
様々な種類揃えられていて、
なにより”温泉”であることが
おゆらーにとって嬉しい事実である。
そして、それら全てをシックにまとめ上げているのは
銭湯おなじみのペンキ絵だ。
男湯に描かれた浮世絵風の富士は青々しく、
女湯はポイントで入った赤褐色により夕暮れ時を感じる仕上がりがなんともノスタルジック。

文字通りの裸の付き合いをする常連様を横目に、
45度くらいあるであろう熱湯に浸かろうとしたが
3秒でギブアップ。
しまった、入る順番を間違えた。
シャワーの横にある38度の湯船に浸かり、
ウォーミングアップを済ませてから
再度ジャグジー付き熱湯チャレンジ。
熱湯好きにはたまらないヒリヒリ感。

しかし、10分が限界。
体が芯からポッカポカになるので
脱衣所で少し涼んでからドライヤー。

湯上がりは牛乳とアイスをお供に
お客さんの出入りを見てボーッと眺めるリラックスタイム。

第一金乗湯…和モダンという言葉が
ピッタリと当てはまるカッコいい銭湯であった。


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