ジャズで涙は流しても、泣いてはいけない
こんにちは、せいいです。
「あいらぶな音楽で”JAMる”夜」が楽しくて、またやっちゃいました。
今回は、「齢35にしてこのダンディさ!?」というジャズマスター(あだ名)とともにJAMる夜。
「ジャズで涙は流しても、泣いてはいけない」という名言とともに、やってきてくれました。(その真意は最後で明らかに!)
しかもわざわざ良いスピーカーを持ってきてくれたので、音もふだんと全然違ってすっごくよかったです。重低音がちゃんと重厚に鳴り響く!
人が変われば趣向もまた全然変わる。前回とは全然ちがうラインナップと展開がなされ、またまたとてもじょもろかったので、今回もその興奮とともに、当日の様子をお届けします。
これでJAMり仲間がどんどん増えるといいな~!という勝手な願いも込めて、チェケラ!
はじまりは施がジャズマスターに、「エラ・フィッツジェラルドの声って、いわゆる黒人っぽくないですよね。穏やかっていうか」という話したところから。
マスターが「エラはそれだけじゃないんよ。激しいところもあるんよ!」と見せてくれたのが、こちら。
たしかに・・!エラ・フィッツジェラルドの歌は、スタバでもBGMとしてよく流ているのですが、それとは全然違う声量と歌いまわし。
「どんなに他の人が、それっぽく真似してもかなわないよね」と、のっけから厚みと深みある歌声にやられちゃいました。
それからしばらく話で盛り上がっていたのですが、話の流れでオボケンさんからこちら。
世界旅の途中で出会った仲間に教えてもらったとのこと。アニソンだけど、アニソンな感じがしない弾き語りのカバーがいいね!
ちなみにこちらのGoose houseさんは、youtubeで動画をアップされていて、そこからメジャーデビューもされたのだそう。
続いて施から、「あの曲がジャズに!?という意外性あるよ」と、こちらを紹介。曲名を隠して聴いてもらったら、歌い出しで「ぁあ~~!!」と、予想通りになりました。そう、まじカッコイイんです!!
井上陽水さんはもう、どこから声出てるんですか!?と思っちゃうんですよね~ 特にあ行とら行が!マスターも「もうほんと、ずるい!」と降参。
ギターがかっこいいのはもちろん、ベースの運びもぐっと来ますね!
意外な曲のジャズアレンジ続きで、マスターから「ちょっとカッコつけすぎだけど」と、こちら。
う~ん、たしかに、カッコつけてるというか、いい調子というか(笑)
しかしこういうハッピー・ガイな感じ、嫌いになれないんですよね~
ここで趣向が少し変わり、オボケンさんからこちら。
ザ・歌唱力・・!!ピアノも素敵です。
さらに、このお方。
こーちゃん!「人生の唄い手」って・・!!年を重ねたからこその、圧倒的な深みとセクシーさ!
ピアノを弾いてらっしゃるのが旦那様、というのもまた素敵。
またさらに趣向が変わり、施からはコチラ。
これは人間の歌い声なのか・・!?という神秘さ。
アイルランドの暗い海と曇り空、どこまでも続くまばらな草むらと岩たち。その光景がありありと目に浮かぶような曲調。
何が、”その文化らしい音楽”というふうにさせるのか?コードの運びなのか、使われてる楽器なのか。ここでもまたマスターと、ひとしきりお話に盛り上りました。
その国/文化らしい音楽つづきで、マスターよりこちら。
また底抜けの明るさ!フロンティアを切り拓く、勧善懲悪、その明るい構図。でも音楽がカッコイイ、というのもまた事実。
マスターも音楽に最初に触れたのは、ご自宅の車の中でかかっていた西部劇の音楽だったそうです。
こちらも。
この時代のものも、独特の見応えと聴き応えがあって、なんだか爽やかに感じるんですよね~
これを受けて、オボケンさんはぜひとも聴かせたい音楽があったようなのですが、どうしてもyoutubeで見つからず、こちらに変更。
まぁね。もう、これはね。ハイ。かっこよすぎます!!
渋さ、明るい爽やかさだけでは出せないような歌声、について盛り上がり、施がさらにコチラを掛けます。
男性でもこの渋さ!さっきのアメリカの音楽とはまた違う奥深さ!!
「クチナシの花」という曲だったと思うのですが、歌詞もすっごく素敵なんです。
ここでマスターに、「一番好きなジャズ・シンガーって誰?」と聞いてみたら、「実はジャズじゃないんだけど、フランク・シナトラが一番好きなんだよね」とのこと。そこでコレ!
さすがに貫禄がね・・!
そしてマスターのあだ名は、「シナトラ」に変更となりました(笑)
続いて趣向がまた全然変わりますが、「敢えてわかりやすくしている音楽」ということで、こちら。
どうやったら人に受け入れてもらえるか?というのもまた、音楽をつくる時に大事な観点ですよね。ちゃんとわかってやられているのは、すごいなぁと!
さらに施から、またriverdance続きでこちら。
これもまた、年を重ねたからこそのセクシーさが際立つ!
ギターとカスタネットの掛け合い、そしてフラメンコの踊りが、めちゃカッコイイんです!
最後は貫禄つながりで、マスターよりこちら。
もはや余裕の笑い芸!!
いや~もう圧倒的です。すごいもの、観させていただきました!!
ということで、気づけばもう夜中になってしまったので、今回はここまで!
しかし施は、マスターのジャズネタをまだまだ聞き出しきれてない!と思い、せめて「ジャズで涙は流しても、泣いてはいけない」という名言の真意だけでも教えて、とねだりました。
そうしたら、
「泣いたら演奏できないしカッコ悪いもん(笑)」
とのこと。
それでも泣いちゃったら、酒でごまかすしかないでしょう、と。
あ、なんだ、意外とシンプル!!笑
でも、ちょっとうるっと来ちゃって、ウィスキー仰いでちょっとごまかす、というのも、素敵なジャズの聴き方な気がしちゃいませんか?たまにはそんな夜も、あってもいいですね^^
ふだんの社会的な役割や肩書からではなく、その人の好きな音楽や好きなモノからわかること、仲良くなれることって、やっぱりあるなぁと、毎回のあいら部で感じています。
他の人の「これ好き!!」から新しい世界が開けていく感覚、楽しいし、なんだかとても快感なんです!
ということで、またやります!笑 みなさんもぜひ~!
おせっかい社かける せいい
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