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船橋市の2023年度予算の新規・拡大案件ピックアップ(命を守る・支える編)

こんにちは、「つながるふなばし」大沢たかのりです。

2月14日に来年度、2023年度(令和5年度)予算の資料が公開されました、
今回は命を守る・支える福祉・医療分野の新規・拡大案件についてピックアップします!

子育て支援・学校関連予算や、
お金がもらえる編については以下の記事をご覧ください!

参照元:
船橋市-令和5年度予算参考資料

命を守る新規・拡大予算のポイント

  1. 救急隊をー隊増やして救急体制を強化!

  2. 福祉分野の総合窓口機能強化!

  3. がん患者へのウィッグ補助、障害のある方への通勤・通学補助!


命を守る・支える(福祉・医療)

予算規模の大きい順に並べています。

【拡大】常備消防車両整備費:2億8,047万円

救急体制の更なる充実強化を図るため、救急隊ー隊の増隊に向けた整備を行う。
高規格救急自動車(東消防署)

令和5年度 船橋市一般会計予算参考資料95P

救急隊が一隊増えます!
船橋市の救急出勤件数は年々増加傾向で、現在は16隊の救急隊が活動していますが、17隊となります。これで一人でも多く救えることを願っています。

参考リンク:
船橋市-救急統計について

【新規】重層的支援体制整備事業費:5,920万円

地域住民の複合・複雑化した支援ニーズに対応する包括的な支援体制を整備するため、相談支援、参加支援事業、地域づくり事業を一体的に行う

令和5年度 船橋市一般会計予算参考資料39P

わかりづらい名称ですが、要は「福祉などの支援が漏れないようにしましょう」という取り組みです。
まずは総合的に福祉関係の相談ができる窓口(現在の「保健と福祉の総合相談窓口さーくる」)の機能強化が実施される予定です。

参考リンク:
船橋市-第1回船橋市地域福祉計画推進委員会重層的支援体制整備事業について

【新規】消防局庁舎建設費:4,535万円

消防局及び消防指令センターを国家公務員宿舎船橋行田住宅跡地に移転建て替えするため、設計を行う。

令和5年度 船橋市一般会計予算参考資料95P

行田の国家公務員宿舎跡地が消防局・消防指令センターになります、住所は船橋市行田3丁目などとなります。

【新規】がん患者支援事業費:592万円

がん患者の精神的・経済的負担を軽減し社会生活を支援するため、治療に伴う外見変化に対応するための医療用ウィッグ及び胸部補整具の購入費用を助成する。

令和5年度 船橋市一般会計予算参考資料63P

がん患者を対象に、ウィッグや胸部補整具(手術による乳房切除後に使用する装着具)の購入補助を行うものです。
近隣では浦安市がすでに実施しています。

参考リンク:
浦安市-ウィッグ・胸部補整具購入費助成

【新規】重度訪問介護利用者等大学修学支援事業費:228万円

常時介護が必要な重度障害者について、修学するために必要な支援体制を大学等が構築できるまでの間、通学や校内における身体介護等に要する費用の一部を支給する。

令和5年度 船橋市一般会計予算参考資料41P

【新規】重度障害者等就労支援特別事業費:286万円

常時介護が必要な重度障害者について、通勤や職場等における身体介護等に要する費用の一部を支給する。

令和5年度 船橋市一般会計予算参考資料41P

重度障害のある方を対象に、通勤や通学の補助を行う制度です。
特に通学支援は充実させてほしいところです、例えば特別支援学校の生徒の大学進学率は、わずか1.0%と大変低いです。

参考リンク:
文部科学省-障害学生の現状(特別支援学校の生徒の大学進学率は8P)


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