船橋市の2023年度（令和5年度）予算の子育て支援・学校関連予算は？
こんにちは、「つながるふなばし」大沢たかのりです。
2月14日に来年度、2023年度（令和5年度）予算の資料が公開されました、
今回はそのうち、子ども・子育てに関連する新規予算を見ていきます。
わかりづらい部分、もっと説明してほしい部分はぜひコメントください！
参照元：
船橋市-令和5年度予算参考資料
子育て支援・学校関連予算のポイント
子ども医療費助成が高校生まで拡大！
保育園等の使用済みおむつの持ち帰り廃止！
スクールソーシャルワーカーを 中学校区ごと週 1日配置！
一つ目のポイントは、
子ども医療費助成（通院・入院が300円、調剤無料）が、高校生まで拡大！これは大歓迎です。
同時に一人の子どもの同一医療機関受診の月額上限も設定されるということですが、わかりづらいため子ども単位で月額上限設定でもよいのではないでしょうか。
千葉県内の近隣市でも続々と対象範囲が高校生まで拡大しています。
参考リンク：
チバテレ(Yahoo！ニュース)-“高校生”までの子ども医療費助成 千葉県内の市町村で拡大中
2つ目のポイントは、
保育園等の使用済みおむつの持ち帰り廃止！
私の子どもの通っている私立保育園も1月からおむつ持ち帰り廃止となっていました、これはありがたいです。おむつ持ち帰り廃止は保育士の負担も軽減されることが報道されています。
参考リンク：
NHK-「使用済みおむつの持ち帰り」なぜ？保育園の“謎ルール”
3つ目のポイントは、
スクールソーシャルワーカーを 中学校区ごと週 1日配置！
本当は学校にスクールソーシャルワーカーが常駐するのがベストですが、まずは進展したことを歓迎すべきでしょうか。
他県の事例では、課題が集中している高校に対しスクールソーシャルワーカーだけでなくキャリアカウンセラーなども常駐して対応する例もあります。
参考リンク：
NHK-クローズアップ現代「コロナ禍の高校生～ルポ“課題集中校”～」
以下は、子育て支援・学校関連予算のうち、新規・制度拡大した予算を掲載します。
子どもの安全・健康全般
【新規予算】ヤングケアラー支援事業費：149万円
ヤングケアラーを支援するためコーディネーターを配置し、 SNS相談等を実
施するほか、ホームヘルプサービスやミールサポートを実施する。また、ヤングケアラーについて周知啓発を図るため、調係機関に対する講習会や研修を実施する。
【制度拡大】子ども医療費の助成の拡大：23億5,925万円
（拡大内容）
経済的な負担軽減を図るため、対象者を高校3年生まで拡大する。また、令和5年8月診療分より、1人の子どもが同一の医療機闘を利用した際の月額上限を設定する
【制度拡大】救急医療推進事業費：2,597万円
（拡大内容）
学校体育施設開放時など学校職員不在時であっても AEDが使用できるように
するため、屋外設置用 AED収納 BOXを市立の全学校に 1台ずつ設置する。
保育施設（保育園・幼稚園・認定こども園等）
【制度拡大】保育所施設管理費：3億2,028万円
（拡大内容）
使用済み紙おむつの持ち帰り廃止及び処分料の無償化を行う
【制度拡大】認定こども園運営費補助金：2億5,205万円
（拡大内容）
保育中の子どもの安全対策として、園外活動時の見守り等を行う保育支援者の配置に係る費用の一部を助成する。
【制度拡大】小規模保育事業費補助金：2億8,370万円
（拡大内容）
保育中の子どもの安全対策として、園外活動時の見守り等を行う保育支援者の配置に係る費用の一部を助成する。
【制度拡大】保育所運営費補助金：37億3,139万円
（拡大内容）
保育中の子どもの安全対策として、園外活動時の見守り等を行う保育支援者の配置に係る費用の一部を助成する
妊娠・出産
【制度拡大】妊娠・出産支援事業費：5,692万円
（拡大内容）
宿泊型・通所型に加え、訪問型の産後ケア事業を実施し、宿泊や通所など施設利用が困難な方でも利用できる支援体制を整備する
小学校・中学校・高等学校・特別支援学校
【制度拡大】学校運営協議会運営費：2,597万円
（拡大内容）
令和 6年度から全校においてコミュニティ・スクールを導入するため、令和 5年度は学校運営協議会設置校を 4 5校に拡大する。
【新規予算】特別支援教育指導費：4,266万円
自閉症・情緒障害特別支援学級の開設
二和小、芝山西小、古和釜小、湊中、葛飾中
【制度拡大】文化クラブ対外行事参加費補助金：970万円
（拡大内容）
小・中学校の文化クラブの大会参加に伴う交通費等の助成に加え、関東大会以上に出場する学校に対し、楽器等の運搬に係る経費を助成する。
【制度拡大】スクールソーシャルワーカー配置事業費：5,517万円
（拡大内容）
児童生徒、家庭及び学校を支援するため、スクールソーシャルワーカー（社会福祉士等）を 1中学校区あたり週 1日配置する。
【新規予算】学校バス管理費：小学校40万円、特別支援学校180万
スクールバス安全装置購入費
【新規予算】携帯電話賃借料：小学校109万円、中学校56万、高校2万、特別支援学校4万
校外などから使用する携帯電話を各学校に 1台配布する。
【新規予算】生徒用タブレット端末賃借：625万円
GIGAスクール構想の実現に向けて、生徒1人1台端末の整備を行う。
【新規予算】大型冷風機の購入：2,379万円
夏季の熱中症対策及び新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、小・中学校、特別支援学校、市立高校など大型の冷風機を設置
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