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よくばり沖縄一人旅 2日目

初めてのゴルフ一人予約

6時に起床。窓からの景色は曇り空。前日買ったポーク玉子を部屋で食べてチェックアウト。

沖縄限定ポーク玉子の朝食

外に出ると小雨が降っていたので、ラウンド中の飲み物をコンビニで買うついでにポンチョタイプの合羽も購入。ホテルから5分とかからずにこの日プレーする美らオーチャードゴルフクラブに到着。プレー30分前に到着と言う慌ただしさに、もう少し早起きすればと後悔する。

美らオーチャードゴルフクラブ

支度を終えると初めてここで会う同伴者お二人はすでにインコースに向かうカート道で準備万端だった。許可をもらい少しだけパターの練習をさせてもらう。トップスタートゆえ予定の7時7分よりも早く始められるという事で7時にはスタートした。

雨は止み、特にぬかるんでたりしてない
グラウンドコンディション

同伴者は神戸からのYさん、沖縄市からのHさん。楽天ゴルフGORAの一人予約が結びつけてのくれたステキな同伴者たちだ。

ティーグラウンドより海を望む。
曇りであっても気持ちがいい

スコアは割愛。右に左にトップにダフリ。時折降る霧雨に、買ってきた合羽や傘は不要。インアウトスルーのラウンドは集中力が切れなくて自分には合っている。逆にミスが連発していても、リセット出来ないと言う難点もあるが。

後半戦
雨もカートで順番待ちしてたら止むという幸運

アウトスタート時は前に3組待つという待ち時間。でもこの待ち時間の最中だけに雨が強く降り、私達のスタート時には止むと言う超ラッキーさ。ラウンド最中には陽も出てくる。一気に蒸し暑くなる。日焼け止めを塗ってくればとちょっと後悔。やはり海の近くだけあり、眺めも素晴らしい。

谷越えに見えて実は池越え

ラウンド後Hさんに、翌日に走る予定をしているあたりのオススメの昼食場所を教えてもらい、礼を言い、名護市に向け車を走らせる。

美しい景色、美味しい料理と店主たちとの出会い

車を走らせること約1時間。旅の計画時にグーグルマップで見つけていた石川さん家に向かう。名護市の高台にある店だ。とある店を沖縄をよく知る友達が紹介してくれたのだったが、地図上、すぐ近くに庶民的かつこの店の屋号を見つけた瞬間、「行かなくては」と思ったのであった。

石川さん家
と言っても家系ラーメンの店ではない

住宅街にポツンとあるこのお店は、お昼時だけ営業している。ご主人を失った奥さんが今は一人で切り盛りする店で、地元の方々に大人気。なくてはならない店だ。三枚肉そば中550円とタン塩単品600円を注文。三枚肉そばは前日浦添市で食べたのが塩味ならばこちらはしょうゆ味と言った風味だ。三枚肉(豚バラ肉)はホロホロに煮込まれていて美味しい。

三枚肉そば

タン塩も600円というお値段。タン先だからこそ歯ごたえがある。一般的な焼肉屋さんのジューシーな牛タンとは違う。これまた旨い。ご飯が食べたくなる。

オマケのサーターアンダギーも美味しい。奥さんに自分と同じ名字や、食べ歩きのこと、ちむどんどんのことを話すと、味見にテビチを食べさせてくれた。しょう油で煮た豚足だ。実りある収穫だった。紹介された森のガラス館も素敵だった。自分や家族にお土産として買おうかと思ったが、あまりの品数の多さや手作りならではのお値段ゆえ、短時間では決められなかった。同時に販売しているベトナム産は安価だった。きっと今私が愛用している琉球グラスもベトナム産だろう。

森のガラス館入口
ひとつひとつ手作り

ここから本部半島をぐるり時計回りに回る。美ら海水族館は今回の旅の目的には含めなかったのでまずは瀬底島を目指す。途中の山入端の浜の眺めの良さ美しさに暫し時を過ごす。ジェットスキーを楽しむ方々がいた。

山入端の浜
沖縄の海の美しさを砂浜から感じる

瀬底大橋を渡り、瀬底の浜まで行く。駐車場も低料金だ。どこのビーチでもそうだが流れ着いた軽石問題は深刻だ。完全には取り除かれていない部分があったりする。

瀬底の浜
珊瑚のかけらの白い砂浜

瀬底の浜にそびえ立つヒルトンホテル。周りにはきれいな海以外何にもない。ビーチリゾートが大好きな方々にはここに来て、アクティビティを楽しんだり、食事を楽しんだり、滞在型という旅の楽しみ方をするのであろう。否定するつもりはないが、移動型、観光型、スポーツを楽しみたい者としてみると、旅は色々だなぁとつくづく思った。戻る途中で見つけたやんばる焙煎工房で一服。コーヒーの美味しさにお土産としても購入。

やんばる焙煎工房
このアイスコーヒーがめちゃくちゃ美味かった

そして次の目的地、今帰仁村から屋我地島へ渡る。ワルミ大橋からの眺めも絶景なり。

ワルミ大橋からの絶景

屋我地島から古宇利島への古宇利島大橋は船の行き来する高いところから低いへ、そして長く続くこの橋は自分が運転手であることが残念に思う美しさだ。

古宇利島から古宇利島大橋を望む
古宇利島大橋のたもとのビーチにて

古宇利島のビーチで写真を撮影し次の目的地へと奥部島へ渡った所でグーグルマップで今後のドライブ計画を再検討する。本部半島から北部辺戸岬へ行き、東海岸をひた走り、山原地方をグルっと回り北谷に着く頃には7時を大きく超えてしまうだろう。それならば先程美しさに感動した古宇利島へ戻りじっくり過ごしてみるのもありだと引き返すことにした。今回の朝の連続テレビ小説ちむどんどんの舞台となる山原地方を場所を訪れるのは、次に沖縄に来る時のお楽しみにしよう。
2度目の古宇利島は島一周10分のドライブを楽しみ、Kouri Shrimpと言うお店でガーリックシュリンプとコーラを買い、古宇利島大橋を眺められるテラスでのんびりした。

ガーリックシュリンプとコーラ

山原へ行かないと決めた理由は慌ただしい時間の他にもあり、まだ沖縄には飲食店の営業時間に制限があるので、ゆっくり夕食を楽しみたかった。体調が回復したからと言って、無理も禁物だ。北谷へは沖縄自動車道を使って戻るルートを設定した。昨年問題となった軽石はまだまだ解決していない。まとめられ積み上げられた集積場所、今でもオイルフェンスでこれ以上漂流しないように留められた場所を見ると、完全に問題が解決されるのは何年も先になるのだろうと思った。

遠浅のビーチには一面軽石が
袋に入れられ積み上げられた軽石

途中、以前行った北海道の知床メロディーロードに次ぐ生涯2度目の体験となるメロディーロード、二見メロディーロードに寄ってみる。時速40キロで走ると路面から地元の二見情話が、路面とタイヤの摩擦により聞こえてくる不思議なスポットだ。

二見メロディーロード

ここから辺野古、キャンプ・シュワブをカーブの先に一瞬臨み、宜野座インターチェンジからあっという間で沖縄自動車道にて北谷へ。沖縄南インターで降りた北谷宮城海岸には夕暮れが終わりかけの時間に到着した。暫し防波堤の上に腰掛け海を眺めて過ごす。

この日の宿はシーサイドホテルザビーチ。こじんまりしたホテルだ。私のような旅行者には丁度いい。

シーサイドホテルザビーチ

ここから歩いてすぐのスプラッシュ03と言う洋風な居酒屋に来てみた。

スプラッシュ03

オリオン生ビールとゴーヤとキャベツの塩昆布、アボカドの天ぷらを摘む。乾いた喉に二杯があっという間に消えていく。

オリオンビールや泡盛は
疲れた身体に染み渡った

飲んだことのない泡盛を水割りで4杯飲み、締めににんにくタンメンを頼む。溶き卵ひき肉、刻みニンニクの縮れ麺だ。ホテルに戻りシャワーを浴び、残波のカップ酒で締めで飲み、翌日2回目のゴルフに備え就寝した。

シーサイドホテルザビーチの客室

3日目に続く


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