見出し画像

【作品紹介10】プレーリードッグ@江戸川区自然動物園

フォトコンテスト選出作品紹介10本目は、プレーリードッグです。

2015年から参加し始めた江戸川区自然動物園のフォトコンテスト。2017年も参加させて頂きました。審査員は動物写真家の内山晟さんです。

※2015年と2016年の結果はこちらを。

ようやくオランウータン一辺倒から抜け出し、他の動物たちとも向き合うようになってきた2017年。今度は赤ちゃんを追いかけるようになります。
どこかの動物園で赤ちゃんが誕生すると、公開に合わせて訪問しては、夢中で撮影をしました。

江戸川区自然動物園でも、この年はプレーリードッグの赤ちゃんがたくさん産まれたので、何度も通って撮影をしました。

赤ちゃんはすぐに大きくなるので、誕生してからの数カ月が勝負です。とにかく枚数を撮ることを心がけ、反省点を次に繋げる。そんな撮影活動が落ち着いてきた頃、コンテストの作品募集が告知されました。

今年はどんな作品を応募しようかな?やっぱりお猿さん?

プレーリードッグは、例年より明らかに撮影者が多かったので、他の応募者と作品が被る事が予想できました。しかしながら、結果よりも一番情熱を注いだ被写体で応募したい気持ちの方が強く、この年はプレーリードッグの作品を3点応募しました。

そして応募してから数日。動物園から入賞通知が届き、こちらの作品が選出されていました。

【2017年】江戸川区自然動物園 動物フォトコンテスト
最優秀賞
タイトル:油断
機材:EOS 5D markⅣ EF100-400mm F4.5-5.6L ISⅡ USM

結果は最優秀賞!大きなコンテストではないですが、確実に努力の結果が出ていると思うと、とても嬉しかったです。

この作品は、プレーリードッグの赤ちゃんが、巣穴の入口から転がり落ちるシーンを撮影したものです。なかなか見られないシーンなので、タイトルは「油断」にしました。

後日動物園での展示を見に行ったところ、内山晟さんは「…よくこんなシーンが撮れたものです。背後のもう一匹が効いています。…」とコメントを付けてくださっていました。

ありがとうござるます🐵
何度も通って撮影した結果が出たと、この時改めて実感。

今回は、良い写真を撮影するならば、何度も通うことが大切。そして注いだ情熱は作品に反映される。という事を実感するコンテストとなりました。

この記事が参加している募集

最後までお読み頂き、ありがとうござるます🐵 本来自然で暮らすべき動物たちですが、飼育下でも見せる「生き生きとした姿」があります。そんな動物たちの生きた証を、少しでもお伝えしたい! 頂戴しましたサポートは、活動と動物園の動物たちのために使わせて頂きます。