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【作品紹介6】ブラウンケナガクモザル@江戸川区自然動物園

フォトコンテスト選出作品6本目は、またまたお猿さんです。

2015年に初応募した江戸川区自然動物園のフォトコンテスト。敷居が低く、参加しやすいということもあり、以後毎年応募するようになりました。

※2015年の結果についてはこちら。

このコンテストでの目標は、入賞して動物写真家の内山晟さんからコメントを頂くこと。そうなると応募はやはり一番好きなお猿さんの作品です。
前年からストックもかなり増えていたので、候補を決めるのに時間がかかりました。

ここは行船公園の一角にある無料の小さな動物園とは言え、2種のクモザルと小型のリスザルとタマリン、の計4種類のお猿さんが展示されています。

それぞれ個性的で、向き合うととても楽しいのですが、撮影するとなると話は別です。動物園ですから、檻やガラスで区切られている猿の展示もあります。当然撮影は難しくなり、良い写真もなかなか撮れません。

裏を返せば、この難しい場所で良い写真を撮影すれば、ライバルが少なく入賞確率が高くなります。なぜならば、いくら良い作品でも、上位に同じ動物が選ばれるのは1~2点だからです。

ここでは、リスザルが檻で、タマリンがガラスの展示、2種のクモザルは檻が無く撮影も容易。そう考えると、リスザルかタマリンの作品を応募すれば、ライバルが少なそうです。

そう判断してから、すぐに一年分のストックを確認すると、撮っていたようで意外と撮っていないことが判明。残念ながら良い作品はありませんでした。

これから撮影しに行く余裕もなかったので、結局こちらのクモザルの親子の作品を応募しました。

【2016年】江戸川区自然動物園 動物フォトコンテスト
特別賞
タイトル:イノセント
機材:EOS 7D markⅡ EF100-400mm F4.5-5.6L ISⅡ USM

無邪気なコザルの表情が可愛いと思い、タイトルは「イノセント」に。そして、なんとこの年も、無事に特別賞を頂くことができました。

後日動物園での展示を見に行くと、「背景がもっとボケていると良かったです…」と内山晟さんからのコメントが付いておりました。

本当にその通りですね。この状況では背景をボカすことはできませんが、もっと違う場所だったら違う結果になっていたかもしれません。

フォトコンは本当に勉強になりますね。この年は背景は重要という事を学びました。

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