性格の不一致って、当たり前だよね？

３組に１組が離婚する時代である。
なんで離婚するの？
という根本は、少し置いといて、

離婚理由、1位は、性格の不一致
→こちらより引用

性格の不一致なんて、当たり前で、
性格が一致してる人なんかいるわけがない。

性格の不一致が離婚理由なのではなくて、
性格の不一致を許せなくなったから
ってだけだと思うの。

昔は、
抜けてる嫁でも
「かわいいなぁ」と思えてたことが、
年齢を重ねるに従い
「この歳になってもできないのか」に変わり
「その抜けてるところが苛立つ」に変わるんだろうなぁ。

あばたもエクボって言うし、
自分と違う遺伝子の方が惹かれ合う、という。

それが匂いらしい。

でも、体臭って、
食べるものでも変わるの。

体臭が異なる原因は、
遺伝子以外に、ほかにもあります。

年齢や食生活、
ホルモンバランス、
生理状態などによっても
人の体臭は変化します。

たとえば、
糖尿病にかかっていたり
ストレスがたまっていたりすることでも
体臭は変わります。

こちらより引用

においの調査と実態｜男の体臭やにおいを科学する『男のにおい総研』

こんな研究もあるしね。

興味深いなぁ、と思うのね。

夫婦は高い確率で
食べるものが同じのときは、

もしかしたら、
体臭って似てくるから
気にならないのかもしれないね。

とはいえ、
遺伝と本能だけ考えたら、

正反対の遺伝子の人と
子どもができて
その子供達を育てることで、
「この匂い、好き」の役目は
終わってる気がするの。
完全なる個人的見解だけど。

そのあとに、
「違う人に、本能的に惹かれる」
のは、
もしかしたら、
あり得る話なのかもしれない。

理性を抜きに考えると、
子孫をつくることは、
人間という動物の本能に組み込まれてる
と、仮定もできる。

浮気や不倫を推奨するわけじゃないし
浮気や不倫をしている人を否定するつもりもない。
わたしは、事情も知らないのに、どちらの味方をするつもりもないよ、ってだけ。

逆に考えて、
まるっきり性格が一致する人がいたら怖いと思うの。
わたしは、
気持ち悪いなぁ、と思ってしまう。

似た部分もあるから友人だけど、
違う部分も知ってるから友人でしょ？

親友は、
わたしよりずっと臆病で、
メンタルも弱めで、
重い女と言われるタイプで、
周りのことを気にして気遣いのできる女だ。
わたしとは違う。
けど、わたしは大好きで、親友だと思ってるし、
今でもいつでも飛んでいきたいと思う。
隣に住みたいくらいだもん。
きっと甘えまくる！

心友は、
わたしよりずっと器用で
頑張り屋さんだけど、自分を大事にできない。
モテるタイプなのに、外面でモテてるだけだから、本人は無自覚だ。
育児も仕事も頑張ってるから、
わたしとはやっぱり違う。
けど、わたしは大好きだし、
あの子とならルームシェアもできると思う。
違いをカバーしあえると思う。

わたしは、
わたしとは暮らせない。
やる気にムラがあるし、
だらける時はとことんだらけるし、
きちんとして見えるときもあるけど、
そうでもないときもあるし、
落ち込むと長い！
切り替える術はしってるけど、知っててなお「切り替えたくないの！」とぐずぐずしてるときもある。
野心もあまりないから、たくさんの稼ぎは目標にできないもの。
だから、
やっぱり一緒には暮らせないなぁ、と思うの。

違う生い立ちの人同士が暮らしてる。

とはいえ、
生まれてからずっと育ててくれた両親とも、
わたしは考え方が違う。
価値観も性格も違う。
それでも、一緒に暮らしてたのは、
お互いの価値観や性格を認めてたから。

お互いの譲れないところを認めて、
ゆずれるところを、ゆずってたから。
親からの愛なのか、
子からの愛なのか？
愛というふわふわした言葉に集約するのは嫌だけど。

でも、
ゆずれないところと
ゆずれるところを認めて、
お互いが優しさを出し合えば、
生活は成り立つ。

親子でも性格が違うのに
夫婦なんか、性格が違って当然だよ。

結局、

性格の不一致を許せなくなって、
譲ってたところを譲れなくなったり
大事なところを踏み荒らしたりするから
こじれるんだなぁ、

と、
小説を読んでて思ったところでした。

きみだからさびしい