あれ?私の受け取り方が未熟だったんだ
「思っても見なかった世界」というお題で
結婚したことを書いた。
その記事を再度読んでいて、気づいたことがある。
両親相手のときは、どうしてたんだろう?
あれ?
わたし、どう育ったんだろう?
診断テストなどをすると、
わたしは機能不全家族の出身で、
面前虐待(子どもの前での複数回の夫婦喧嘩)も受けたことがあり
過保護な母と、成績重視で悪い道に誘ってくる父に育てられた。
同じ診断テストで、
両親は毒親という扱いになる。
過保護な母は
比較的、なんでもokではあったが、
男尊女卑の気配もあり(時代的に)
弟がしても怒られないことを
わたしがすると怒られた。
98点のテストで「あと2点どうしたの?」と聞かれ(テストは私限定で100点至上主義で、弟は70点で褒められてた)
脱ぎ散らかした服も、私だけは怒られる。
そんな生活だったが、
保育のプロでもあるので
わたしを拒否したり、人格否定をすることはなかったのだ。
「ここが良くない」
「なんでこうしたの?」
「あれはちょっと…」
と言われることはあれど、人格否定はなく
「あなたなら世界を飛び回り、生きていける」
と言われていた。
日本に収まるような器じゃないんだから、世界を見ておいで、と。
ただ、
実家には、私を世界に送り出す財力がなく、
私には、給付型奨学金を受けるだけの学力や知識が足りていなかった。
成績重視で悪の道に誘ってくる父は、
毎回届く順位表をみて、ため息をついていた。
だから、
「あなたの思う進路ならいいんでしょ?」
「ほら、やってやったし!」
と
見返そうとしてたけど、
父は私の本意を放置して、
私に自慢の娘であることを求めた。求め続けた。
しかし、
それが人格否定ではなく、
かなりスパルタの習慣否定であったため、
私自身、今助かっている習慣も多くあるので、年を重ねないとわからないことが多々あるなぁ、と実感する。
「俺は株で失敗したけど、お前みたいなタイプが株で成功するんだろうなぁ」
「どういうこと?」
「会社を調べ上げて、可能性にかけて見守り、引くときに引けること。俺は引けないから」
と
言われたことがあって、
お前は、お金を貯めるのと株は得意なんだ。
と刷り込まれた。
あれ?
わたし、ちゃんと認められてた?
親だから
腹立つ面を取り上げたら、暴言の連発にもできるが
親だからこそ
褒めてもらって大事にしてる言葉だけを並べたら、本当に尊敬する面ばかりにできる。
なーんだ。
ちゃんと受け止めてもらってたのか。
過去の自分が書く文章に、
癒されたり気付かされたりする。
だから
下手の横好きでも
書くことはやめられないなぁ、と思うのだ