見出し画像

感情を吐き出すということ

いいお酒じゃないね。
本当、苦手な人と飲むお酒ほど、
悪酔いもするし次の日も響く。
わたしのなかの子供の部分が「サイテー」と叫んできたりする。

それでも、
この歳になったから取り繕う術くらいは持ち合わせてるし、ちゃんと歩いて帰るくらいはできた。


帰り道、
後輩に電話がつながったから、
ずっと話してた。

どうしようか。
どうするか?

「もうさ、どれが正解なんかわかんないんだけど、とりあえず、助けてって思う日もあるの」
って言いながら、
久しぶりに子どものように泣いた。
帰宅してから、わんわん泣いた。



わたしは、
感情の蓋が重く大きい分、
滅多に感情を表に出さない。
基本的には喜怒哀楽の喜楽しか出さないようにしている。
怒はできるだけ笑顔で毒つき、
哀は出すことがない。
アニメや映画をみて、泣くことはあっても、自分のために泣くことはないのだが、どこで泣くかを選ぶ。
「この人の前でしか泣かない」と決めてるから。
そこで以外、泣かない。

それは、もしかしたら苦しい生き方なのかもしれないけど、
手当たり次第に感情を出していたら生きていけないもの。



ダムが決壊するかのように、流れ出る。
私の感情の蓋が押さえ込んでるものは、それだけ大量で危なくて激しいって知ってるから。



これからどうしようか。
だって、どの道でも正解って知ってるから。
どの道を選んでも、正解にするから。

悩みはあるけど、
感情を出し終わったから、
また新しい私でスタートだ。

いいなと思ったら応援しよう!

とみいせいこ @おさんぽ日和
サポートいただきありがとうございます。励みになりますし、記事が、何かお役に立てれば光栄です!

この記事が参加している募集